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第53回毎日社会福祉顕彰

第53回毎日社会福祉顕彰贈呈式

認定NPO法人 横浜移動サービス協議会(横浜市:山野上啓子副理事長・写真左、服部一弘理事長・同左から2番目)、認定NPO法人愛実(あみ)の会 人形劇団紙風船(名古屋市:石川裕右さん、同左から3番目)、阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク(神戸市:宇都幸子代表・同右)

 福祉の向上に優れた功績をあげた個人、団体を表彰する「第53回毎日社会福祉顕彰」(毎日新聞大阪・東京・西部社会事業団主催、厚生労働省、全国社会福祉協議会後援)は、2023年8月2日、厚労省の代表や大学教授などからなる審査委員会を行い、認定NPO法人 横浜移動サービス協議会(横浜市:山野上啓子副理事長・写真左、服部一弘理事長・同左から2番目)、認定NPO法人愛実(あみ)の会 人形劇団紙風船(名古屋市:石川裕右さん、同左から3番目)、阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク(神戸市:宇都幸子代表・同右)の3件が選出されました。2023年10月31日、東京で贈呈式が開かれ賞金(100万円)目録と賞牌が手渡されました。 (2023年11月1日)

 ◇認定NPO法人 横浜移動サービス協議会(横浜市)
 服部一弘理事長が1986年に北米大陸をバイクと車で1周する挑戦の途中で事故に巻き込まれ脊髄を損傷し、車椅子生活となった。外出の際の移動に不便を感じる生活を送る中2000年に友人と一緒に設立。障害者や高齢者を対象に、外出支援のほか、健常者にも障害者の目線を体験してもらう取り組みなどを行っている。

 ◇認定NPO法人愛実の会 人形劇団紙風船(名古屋市)
 1996年に養護学校のクラブ活動して始まって以来、愛知県内外での公演は250回を超える。現在は生活介護事業所の活動として、重い障害がある人らと健常の職員たちが協働し、人形に命を吹き込み心のバリアフリーを広げている。

 ◇阪神高齢者・障がい者支援ネットワーク(神戸市)
 1995年の阪神大震災から5カ月後に発足。神戸市西区の仮設住宅を拠点に、全国初となる24時間態勢での高齢者の見守り活動を実施した。1999年以降は市内各所の災害復興住宅でお茶会を開き、転居した高齢者の孤立防止やコミュニティーづくりに尽力した。

▽毎日社会福祉顕彰歴代受賞者一覧

<主催> 毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団
<後援> 厚生労働省、全国社会福祉協議会