主な事業/国内の福祉事業/こどもたちの事業

児童養護施設を出て就職する生徒75人に「就職祝い金」を贈呈

 今春、大阪府内の児童福祉施設を巣立つ生徒を対象にした「自立生活技術講習会」(大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部主催、府社会福祉協議会、大阪市児童福祉施設連盟養護部会、毎日新聞大阪社会事業団後援)の閉講式が2024年2月4日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開かれた。

 企業や弁護士などの協力で、ビジネスマナー、身近な法律、話し方などを昨年7月から14回にわたって学んできた。この日は生徒たちが講習で学んだことなどを発表し、自立に向けての心構えを共有した。

 毎日新聞大阪社会事業団は、閉講式と同時開催の主催事業として、就職予定者75人に1人1万円の「就職祝い金」を贈った。【河北悠佑】

          ◇ ◇ ◇
 社会事業団は恵まれない子どもたちを支援する寄付を受け付けています。〒530-8251(住所不要)、毎日新聞大阪社会事業団「母と子 夢・希望募金」係、または郵便振替(口座番号00970・9・12891)へ。

(2024年2月5日付、毎日新聞朝刊大阪版より)