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2024年度の専門点訳・音訳講習会が開講

 2024年度の「専門点訳・音訳講習会」(日本ライトハウス情報文化センター、本団主催)が5月16日、大阪市西区江戸堀の同センターで開講しました。

 視覚障害者のための点訳・音訳ボランティアの育成と技術向上を目的にした講習会で、点訳は「英語」と「はじめての教材点訳」の2コース、音訳も「図表」と「小説の読み方」の2コース。他に電子書籍の「テキストデータ作成コース」があります。10月25日までの間、順次開かれ、16日は「点訳・英語コース」(全7回)の初回がありました。

 視覚障害者の情報ニーズに応えて外国語や理数、楽譜、東洋医学などの専門書を点訳、音訳するボランティアを育てようと、「点字毎日」創刊65周年記念事業として1987年に始まり、今回で37回目。これまでの修了者は2651人に上り、各地の点訳・音訳グループや点字図書館で活躍しています。

(2024年5月16日)