内定者からのエール

毎日新聞社の好きなところは?

社会の声なき声に寄り添った報道姿勢です。外国籍の子どもたちの学ぶ権利を問う「にほんで生きる」や、社会的不利への支援を促す「無保険の子」救済の各キャンペーン報道は、「個」に対する想像力と観察力があってこそ生まれた報道だと思います。情報を一方的に伝えるだけではなく、「コミュニケーター」として社会の点と点をつなぐ毎日新聞社ならば、日常に潜む課題解決に寄与できると確信しています。また、立場の違いを超えて楽しめる事業を展開している点も魅力の一つだと思います。美術展や高校野球、音楽コンクールなど、毎日新聞社が主催・共催する事業は身近なところに沢山あります。心の豊かさにも寄与できる点は、入社を決意する一つのきっかけにもなりました。

就職活動中の必須アイテムやルーティーンはありましたか。

就職活動中は、自己分析と企業研究をまとめた一冊のノートを持ち歩くようにしていました。ふとした瞬間に不安や迷いが生じても、このノートが道標となって自らのやるべきことを指し示してくれたように思います。また面接前は、会場近くのカフェに立ち寄ってホットコーヒーを飲んではクラシック音楽を聴き、緊張を和らげていました。コーヒー×クラシック音楽はリラックス効果のみならず集中力を高めてくれるのでお勧めです。

企業研究や自己分析はどのように行っていましたか?

自己分析については、私は将来成し遂げたいことが明確にあったため、「なぜそれをしたいのか」「どう形にできるのか」ということを中心に深掘りしました。その上で、会社説明会やインターンシップへの参加を通じて、自分が成し遂げたいことと、会社が見据える将来像を照らし合わせて企業研究を行いました。特に新聞社は、各社の報道姿勢はもちろん、事業や広告、デジタルの展開方法にも差異があるので、積極的に各コンテンツに触れ、それぞれの強みと弱みを理解しておくことをお勧めします。私は特に事業分野に関心があったため、各社が企画した約30年分の展覧会を分析し、独自の企業比較を行っていました。

最近訪ねたハンガリー・ブダペストでの一枚。『ドナウの真珠』とも言われるこの街は、まさに芸術の宝庫でした。

筆記試験の対策は?

時事問題の対策としては、ニュース検定の公式テキストを熟読したのち、問題集でその理解度を測りました。1周目で間違えた問題の内容は、テキストや新聞のアーカイブ等で確認し、自分の言葉で説明できるように努めました。新聞社の筆記試験のみならず、就職活動では社会に対する関心度合を測られる場面が多いので、日頃からニュースに触れ、自らの意見を持っておくことをお勧めします。

面接の対策は?

何より「自分の言葉で話す」ということを意識していました。相手が好みそうな言葉や説明会で使われた言葉を列挙するだけでは、自分の本当の思いを十分に伝えることはできません。自分自身で経験し考えたことは、自らの言葉があってこそ相手に伝わるはずです。
また、面接は相手に「もっと話を聞きたい」と思ってもらえるかが肝だと思います。基本的なことではありますが、結論ファーストで、抽象と具体の緩急をつけて話すように意識しました。

毎日新聞社の採用試験で印象に残っていることは?

一貫して、温かい雰囲気で「会話」をしてくださったことが印象に残っています。面接というと質問に対して答えるのみ、というイメージが強くありましたが、毎日新聞社の面接では一つのエピソードから話題を広げ、話を引き出してくださいました。鋭い質問もありましたが、その都度考える時間もくださり、就活生としてではなく「一人の人間」として接していただけたように感じます。今思えば、小さな声にも耳を傾ける毎日新聞社の社風が面接の中でも表れていたのかもしれません。

毎日新聞社で叶えたい夢はありますか。

報道を支えながら、日本における文化芸術の発展に寄与したいと考えています。しばしば美術や音楽は一部の人間が享受するものとして理解されがちですが、外国とりわけ欧米ではそれらが必要不可欠なものとして日常生活に根付いています。是非ともこの毎日新聞社から、自ら携わった美術展や音楽コンクール事業を通して、一人でも多くの人に芸術が持つ魅力を伝えられたらと思っています。また同時に、文化芸術界で夢を追う若者を支えていきたいです。

就活生にメッセージをお願いします!

就職活動中は苦しいこともありますが、同時に自分の将来を思い描くかけがえのない時間になります。ぜひ自分の心の声に耳を傾けて、夢を広げていってください。皆さんにとって、納得のいく就職活動になりますように。応援しています。