総合ITエンジニア職

櫟本悠太郎Yutaro Ichimoto

理学部化学科

My Profile

趣味は映画鑑賞と読書。大学在学中に映画館で1000本以上映画を観て、本は積読が1000冊以上になりました。
近所の古本屋に通っていたら、読みたい本が指数関数的に増えて、積読1000冊以上になってしまいしました。

毎日新聞社の好きなところは?

東京本社では、校閲や編集、自分が内定をいただいたITエンジニアの部署などが、全部同じフロアにあることです。そもそも、自分が新聞社のITエンジニア職に興味を持ったのは、人に何かを伝える業界に携わりたいという思いと、同時に、自分の大学での専攻は理系なので、その経験が生かせると考えたからです。毎日新聞の社内見学をした際、総合ITエンジニアの部署のすぐ隣が、ニュースが新聞へと形になっていく最前線で、その熱気が間近に感じられました。ただのITエンジニアではなく、新聞社のITエンジニアとしての自覚を常に感じられるだろうと考え、毎日新聞への入社を決意しました。

就職活動中の必須アイテムやルーティーンはありましたか?

面接を受けに行くときは、定期券内の駅から30分ほど歩いて行っていました。エントリーシートを書いたときから面接まで、時間が空いてしまっているので、歩きながら自分が何を書いたのか一通りチェックして、その後は散歩する際にいつも聞いているラジオを再生して心を落ち着かせていました。

企業研究や自己分析はどのように行っていましたか?

自分の趣味から連想して、最初からメディアとエンタメに絞っていました。その中でいくつかの大手の会社のインターンに参加し、数社から早期選考の案内が来ました。インターンでのやりとりや課題の中で、自分がやりがいや面白さを発見できた会社から案内をいただきました。自分の場合、自己分析や企業研究というよりは、説明会やインターンを通して感じたことを一番大事にしていました。

Memory

卒業旅行でトルコに行ったときの写真です。
大学在学中は海外でしか髪を切らないと決めた誓いは最近破られました。

筆記試験の対策は?

作文に関しては、英作文のような書き方を意識しました。結論を最初に端的に言い、最後にまたその結論に戻ってくるような文章です。時事問題については、普段新聞を読んでいる知識でいけるだろうと考え、当日も試験会場で新聞を広げていましたが、広く深い知識を求められたので正直焦りました。周りは全員ニュース検定の教科書を読んでいましたが、今なら一年前の自分にもそうするように言います(笑)

面接の対策は?

面接はアドリブ派と準備する派に分かれると聞きましたが、自分は前者です。飾らずに等身大の自分を見てもらおうという思いで臨んでいました。基本的な質問はエントリーシートで既に書いているのでそれを思い出しつつ、説明会や会社見学、インターンに参加したことで発見したことを積極的に話に盛り込みました。

毎日新聞社の採用試験で印象に残っていることは?

東京本社ビルの社内見学で、屋上から見える隠れハトの像があることを紹介していただいたことが印象に残っています。その昔、新聞社が伝書鳩で記事のやりとりをしていたことへのトリビュートだそうです。その日のその時間は、ジャニーズ問題の記者会見がちょうど行われており、社内はあわただしくしていました。新聞社の連綿と続く使命を実感した瞬間でした。

毎日新聞社で叶えたい夢はありますか?

この文を書いている今、2024年の衆院選の開票が行われています。選挙時は社内総出で取り組み、各メディアそれぞれが選挙特集のページを作っていますが、そこでは我々総合ITエンジニアが活躍すると聞いています。今後、報道の場において自分の仕事がみんなの目に触れる機会が楽しみです。それと同時に、そうした選挙結果に反映される民意とは日々の報道によって形作られます。普段からもジャーナリズムの理念にITエンジニアとして貢献したいと思います。

Message

大学院までずっと理系だった自分が、ここに来て趣味の連想から新聞社に就職を決めました。就活する中で自身が面白いと感じたこと、やりたいと思ったことを一番大事にしてください!