記者

一般記者

川口 峻

政治部

2017年入社

2017年入社、秋田支局配属。県警を担当しながらスポーツを中心に取材
2018年県警キャップ。ナマハゲのユネスコ登録取材で男鹿半島に通う
2019年県政を担当し、秋からキャップ。参院選やイージス・アショアの県内配備を巡る県政動向を取材
2020年秋、政治部へ異動し、総理番を担当

個性生かした取材を

 「自分がやりたいテーマの取材はどれだけできるか」という質問を、以前、就活生から受けました。自分も就活時に持っていた疑問です。今は総理の動静を追う総理番を担当していますが、ウェブでの記事配信も盛んな今、記者にとって発信機会は広がっています。テーマや問題意識を持ってニュースを掘り下げる記者の個性が、一層求められるようになっていると感じます。

 総理番は総理が誰と会い、どんな話をしたかを探るのが仕事です。総理の活動全てを追い、東北の被災地視察などにも同行する他、自分が担当する大臣や政府関係者への取材も重ね、政権の意向を探ります。取材内容は時々のニュースがほとんどですが、政治部は関心分野の記事を書くきっかけも多い部署だと思います。

 韓国の裁判所が日本政府に元慰安婦へ賠償を命じた際、菅義偉首相は各社の総理番記者に対し、「国際法上、主権国家は他国の裁判権には服さない。慰安婦問題は日韓請求権協定において完全かつ最終的に解決済みだ」と述べ、この主権免除や協定の解説が各紙で目立ちました。一方、韓国司法が日本に厳しい判決を出す理由の説明は、不十分だと思いました。そこでデスクに提案し、まとめたのが、「韓国での司法の役割」を日韓両国の識者に尋ねるインタビュー記事でした。韓国に焦点を当てた原稿は外信部発が多いなか、部署に関わらず取材できると感じましたし、何より、三権分立や憲法の考え方も両国で差があるかも、と新たな疑問につながる取材でした。

 入社以来、上司からは「記者が面白がらなければ、読者も面白がってくれない」と言われてきました。部署や担当で自由度も変わるでしょうが、毎日新聞はやりたいテーマを持つ記者が個性を生かしやすい会社だと思っています。

WEB掲載記事

慰安婦、元徴用工…日韓の司法判断なぜズレる? 波多野筑波大名誉教授
元慰安婦への賠償 韓国の司法はなぜ日本政府を裁くのか

One day

8:00
首相官邸へ出勤、総理出邸まで待機
8:30
閣議。閣議後も官邸に残り総理と面会する大臣がいれば取材
9:00
坂本哲志・1億総活躍担当相の会見に出席するため内閣府へ
12:00
官邸内にある食堂で昼食
17:00
総理出席の政府会議を取材。新たな政府方針が示されることも
19:00
総理退邸を見届け、その後総理が会合に出席すれば面会者取材のため会場へ向かう
22:00
政府関係者への夜回りや細かな残務をこなし退勤

Q&A

学生時代に打ち込んだことは?
韓国語。日韓関係を勉強していたため、韓国人の友人には韓国政治からK-POPまでいろいろと教わりました。
仕事をする上で大事にしていること・ものは?
まずやってみる、行ってみること。
入社して意外だったことは?
仕事中の休憩が推奨されていること。空き時間で昼寝もします。
現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
取材の基礎となる情報収集など日々の準備は大変ですが、新しい刺激を毎日受けています。