「無いものは創る」をモットーに、ニュースサイトやニュースアプリ、CMS（コンテンツマネジメントシステム）、課金システムなど、多岐にわたるサービスを内製しています。また、既存業務やマーケティングの効率化を図るシステム開発、いわゆる社内DXの内製も行っています。

　私は入社2年目に、毎日新聞が主催するセンバツ高校野球の速報システムの開発を担当しました。一球速報データをニュースサイト用にリアルタイム処理するもので、ルール変更や継続試合などのイレギュラーな事態にも対応できるよう、マイクロサービスアーキテクチャを採用して高可用かつ柔軟なシステムを構築しました。その結果として、安定した運用のみならず夏の甲子園や都市対抗野球への応用も可能になりました。関係者の皆様から感謝の言葉をいただいた際には、非常に大きなやりがいを感じました。

　毎日新聞は自由で柔軟な風土で、積極的に新しいことに挑戦できる環境です。新聞社というとアナログなイメージがあるかもしれませんが、デジタルの分野では10年ほど前にインフラをクラウド化しており、最新技術を導入した研究も行っています。若手で企画したものが採用されて実際にリリースまで運んだこともありました。私はモノづくりが好きなので、今後も技術を駆使して業務の効率化や新しいサービスの創出に貢献していきたいと考えています。