記者

写真・映像記者

丹治 重人

東京本社
写真映像報道センター

2016年入社

2016年入社(テレビディレクターから転職)
東京本社 写真映像報道センター

社会問題に抗う声を丹念に記録

 写真映像報道センターの映像記者の仕事は大別すると二つあります。一つ目は事件や事故など日々のニュースを伝える「生物(なまもの)」で、二つ目がじっくり取材をして社会問題などと向き合う「企画物」です。

 首相官邸で総理の会見を撮影することもあれば、路上で抗議の声をあげる若者を撮影することもあります。地震や台風などで大きな被害が出ればカメラを持ってすぐに現地に向かいます。ドローンを使って上空から被害の規模を撮影することもあります。またライブにも力を入れており、注目されている会見があれば最初から最後まで配信します。

 ライブ配信の取り組みの一つとして、2017年10月から記者や専門家がニュース解説をする番組「まいもく」を制作しています。毎週木曜日に配信し、これまでに120回を超える番組を作ってきました。元首相の小泉純一郎さんやジャーナリストの池上彰さんにも出演して頂きました。最近では「桜を見る会」を巡る問題について解説した回が視聴者から注目されよく観られています。現在はライブから収録スタイルに変更して、視聴者が自宅でネット動画を観る時間帯に配信しています。

 私は技能実習生や在日クルド人、入管問題など日本に暮らす外国人の人権に関して興味を持って取材を続けています。「技能実習制度は本当のものではない。私も友達も日本では単純労働をしただけ、専門技術を学んだ人はほとんどいない」と語るベトナム人の若者の声は忘れられません。弱者に寄り添い、社会問題に抗う声を丹念に記録する「voices」は映像グループが大事に育てている企画です。

 毎日新聞社は記者が取り組みたいテーマに対して、じっくり向きあえるようサポートしてくれます。映像で取り組みたいテーマを持つ方はぜひ写真・映像記者を志望してみてください。

One day

12:00
出社。この日収録の「まいもく」の技術打ち合わせ カメラ割りや演出を技術陣で共有
13:30
出演者打ち合わせ 出演する記者や専門家、司会たちと内容確認
14:00
本番収録
14:30
収録終了 収録素材を取り込み
15:00
編集 1編(1回目)
16:30
1編終了→1編を編集マンに引き継ぎ、スイッチング(映像切替)などを依頼
一息ついて、遅めのランチ
19:00
スイッチング後の編集を当日のデスクと試写 → 完成
21:00
毎日動画やSNSに完成した動画をアップ → 退社

Q&A

学生時代に打ち込んだことは?
ドキュメンタリー制作。当時はレンダリングに時間がかかり、編集していたら朝になっていることも。
仕事をする上で大事にしていること・ものは?
企画時の気付き、撮影時の気付き、編集時の気付き。その気付きを大事にして映像に活かす。
入社して意外だったことは?
キャラクターとして「なるほドリ」のグッズなどがあること。でも、見慣れると愛着がわく。
現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
人間是宝