記者

写真・映像記者

和田 大典

東京本社
写真映像報道センター

2008年入社

2008年入社、熊本支局
2010年西部本社(北九州市) 写真部
2011年福岡本部(福岡市) 写真部
2017年東京本社 写真映像報道センター

よりよい社会になるために、提起できることは

熊本地震 2度目の震度7となった「本震」で倒壊した自宅から運び出された娘の遺体と対面し、泣き崩れる母と父(2016年4月16日撮影)

 東京を拠点に、事件や事故、政治経済の動き、企業や著名人の記者会見、スポーツや芸能、航空取材など、多様な分野で撮影し、伝えることが仕事の中心です。全国各地、時には海外にも足を運びます。

 ペン記者と連携し写真撮影を担当する以外に、単独で取材し記事を書くことも求められます。毎週土曜日夕刊の「eye」など写真特集面ではルポを、一面や社会面では自分の写真に記事を書いて載せることも多いです。

 オリンピックのリオデジャネイロ大会では、取材班の一人として日本代表選手の活躍を取材しました。また、リオオリンピックならではのニュースも追いたいと、初参加の国コソボを大会前に訪れ、金メダル候補の柔道選手に話を聞きました。紛争の傷も十分に癒えていない祖国の期待を背負った柔道家は大会で見事優勝。思いを直接聞いただけに、夢をかなえた姿に、日本人アスリートの活躍同様、身震いするほどの感動を覚えました。

熊本地震 最初の震度7を観測した「前震」で倒壊した家屋から救出される女児 (2016年4月15日撮影)
女子52キロ級、国として五輪に初参加したコソボにとって初めての金メダルを額にあて喜ぶマイリンダ・ケルメンディ=リオデジャネイロのカリオカアリーナで2016年8月7日撮影

 熊本地震では災害の実相を伝える意義を改めてかみしめました。娘を亡くし泣き崩れた母親は、後に「この写真は戒めなんです。皆、どこでも起きうる災害に備え、今を大事に生きてほしい」と語りました。また、倒壊家屋に残された赤ちゃんの救出や、避難先で力をあわせる住民の姿にはこちらが勇気づけられる思いでシャッターを切りました。

 写真記者は皆、その時その場所にしかない一瞬をどう撮るか試行錯誤しています。写真が歴史の1ページとなることもあります。現場で見聞きし感じたことをどう伝えるか、考える毎日です。

One day

深夜
熊本地震半年を前に取材のため出張していた熊本市にあるホテルで就寝

阿蘇山で爆発的噴火発生と、熊本支局員からの電話連絡を受ける

取材の準備。写真部デスクから現地入りは夜明けまで待つよう指示を受ける
早朝
熊本市内から阿蘇の外輪山まで車で移動し、県道沿いの展望台駐車場に止めた車内で朝食をとりながら待機

夜明けとともに阿蘇市内に入る

現地入りした記者やデスクらと連絡を取り合い、噴石や火山灰による被害状況を取材。夕刊用に原稿を送信
昼間
昼食 熊本市内で買っておいたおにぎりを食べる

車中で仮眠

引き続き阿蘇市内を取材。朝刊用に原稿を送信
熊本市内に戻る

メール添付で送られてくるゲラをチェック。
支局員らと翌日以降の取材の打ち合わせをした後、夕食をとり、就寝

Q&A

学生時代に打ち込んだことは?
バスケットボール。国内外、一人旅をして写真を撮る。
仕事をする上で大事にしていること・ものは?
いろんなアングルで見ること。 体調管理。野菜を食べる。
入社して意外だったことは?
酒を飲まない人とたばこを吸わない人がけっこういる。
現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
臨機応変