記者

ニュースを記事にまとめて「伝える」仕事です。伝え方やまとめ方で四つの職種に分かれます。
一般記者、写真・映像記者、校閲記者、英文記者 ――の四つです。

一般記者

一般記者

一般記者は、取材記者のことです。

入社後は、通常、全国各地の支局に配属されます。支局で、事件取材や裁判取材、高校野球などのスポーツ取材、市政や県政、選挙の取材など新聞記者のさまざまな仕事を経験してもらいます。

記事に添える写真を撮ることもあります。例えば、事件現場や高校野球の写真などです。自分の取材メモや資料を参照しながら、パソコンで記事を書いて送稿します。デジカメで撮影した写真を一緒に送ることもあります。

一般に最初の1年は警察署を回って事件を取材することになります。4、5年、支局で一通りの仕事を経験して、東京・大阪・西部・中部・北海道の五つの拠点にある本社、支社に転勤し、政治部や経済部、社会部、科学環境部などの編集部門でより専門的な仕事をします。

先輩社員

写真・映像記者

写真記者

写真・映像記者は、写真と映像を撮影する専門家です。

スポーツや大事件など専門的な技量が要求される写真は、写真・映像記者が撮影します。写真・映像記者は写真と動画の両方を取材しますが、主は写真で余裕があれば動画も撮影します。東京本社の映像グループには動画取材専門の記者もいます。

また、撮影だけでなく一般記者と同様に記事を書くことも増えています。例えば、季節の風景を写真・映像に収め、自分で記事を書く場合や、災害現場を撮影し、記事を書くことも珍しくありません。

入社後は、原則として東京本社の写真映像報道センターで勤務した後、支局で2年ほど一般記者の経験を積み、その後本社や支社の写真部で仕事をします。

先輩社員

校閲記者

校閲記者

校閲記者は、新聞紙面に間違いがないかをチェックする仕事です。

「最後の編集者」でもあり、「最初の読者」でもあります。紙面制作の最終関門として正確な紙面づくりに取り組んでいます。

具体的には、
(1)表記基準に合致しているか
(2)誤字・脱字はないか
(3)事実関係の誤り・矛盾
(4)固有名詞や数字の確認
(5)見出し、写真説明、グラフの整合性
(6)関連各紙面の統一性
などをチェックしています。

配属は、いずれかの本社です。

先輩社員

英文記者

英文記者

英文記者は、毎日新聞に掲載された記事を英訳したり、自前で取材した記事を英語で執筆したりします。英訳記事にせよ、執筆記事にせよ、英語で書く姿勢が大事です。日本語の新聞記事をそのまま英語にしても、英語圏の人にとって読みやすい記事にはなりません。ニュースの約束事や、書き手が想定している読者の知識の内容が、日本語環境と英語環境では違うからです。記事の構成の変更や、語句の説明の追加、不要と思われる部分の圧縮といった技術が求められます。日本語、英語双方の高い運用能力や、日本や英語圏に関する知識があった方が、よりよい仕事ができます。入社後は基本的に東京の英文毎日室で勤務しますが、支局や他部署で経験を積んで取材・執筆の能力や知識を高めることも可能です。

先輩社員