歳末助け合い募金(12月)

歳末助け合い 生活困窮者、路上生活者らへの支援

 歳末助け合い事業では、生活困窮者や路上生活者への支援を続けています。東京都台東区の山谷地区を中心に活動する「自立支援センターふるさとの会」「山谷兄弟の家伝道所まりや食堂」「きぼうのいえ」「山友会」「友愛会」「あじいる(旧・隅田川医療相談会)」、池袋を中心に活動する「TENOHASI」、横浜に拠点を置く「市民の会 寿アルク」、新宿で支援活動を行う「新宿ごはんプラス」の9団体に助成金を贈呈しました。ウクライナ紛争や中東情勢によるエネルギーの高騰や物価上昇の影響で、生活困窮者や路上生活者の生活はますます苦しくなっています。

 皆様からの募金は各団体を通じて、炊き出しや食事の提供、宿泊斡旋や生活相談、無料診療・訪問看護、ホスピスケア、アルコール依存症、子ども食堂の支援などの活動に役立てられています。

炊き出しの食事に並ぶ人々=東京都内で

2024年度 歳末助け合い募金 12月25日まで受け付け

 毎日新聞東京社会事業団は、12月25日(水)まで「歳末助け合い募金」を受け付けています。児童養護施設の子どもたちや路上生活者を支援するほか、子ども、高齢者、障害者など多くの社会福祉事業にも使わせていただきます。皆様の温かいご支援をお願いします。

▽受付期間=12月1日~25日
▽〒100―8051(住所不要)毎日新聞東京社会事業団へ「歳末募金」と明記し、郵便振替(00120・0・76498)か現金書留でお送りください。氏名や金額などを地域面に掲載します。掲載不要や匿名の場合はその旨を明記してください。

2024歳末助け合い 児童養護施設の子どもたちにプレゼント

 皆様からいただいた募金で、東日本の270カ所の児童養護施設に歳末プレゼントを贈りました。

 年末・年始を楽しんでもらえるように、DVDソフト、スポーツ用具、文具、知育玩具などを選びました。

届いた施設の子どもたちから、たくさんの手紙やカードが事業団に届いています。