小児がん征圧募金

小児がん征圧キャンペーン 第28次 1545万円を34団体に贈呈

 毎日新聞のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金は第28次分が1545万円となり、小児がんや難病の子どもの支援や研究に取り組む全国34団体に贈呈しました。1996年に毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団が始めて以来、これまでに贈呈した総額は4億2700万円になりました。このうち、東京社会事業団からは、550万円を11団体(※印)に贈呈しました。

 贈呈先は以下の通りです。(順不同)

 がんの子どもを守る会(含むスマートムンストン)※
 難病のこども支援全国ネットワーク※
 公益信託日本白血病研究基金※
 ファミリーハウス※
 スマイルオブキッズ※
 メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン※
 そらぷちキッズキャンプ※
 小児脳腫瘍の会※
 アジア・チャイルドケア・リーグ※
 パンダハウスを育てる会※
 ゴールドリボン・ネットワーク※
 あいち骨髄バンクを支援する会
 ぷくぷくばるーん
 京都大学医学部附属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」
 京都ファミリーハウス
 近畿小児血液・がん研究会
 しぶたね
 守口ぶどうのいえ
 日本クリニクラウン協会
 こどものホスピスプロジェクト TSURUMIこどもホスピス
 チャイルド・ケモ・サポート基金
 名古屋小児がん基金
 三重大学病院小児科父母の会・ひだまり
 京都・がんと生殖医療ネットワーク
 にこスマ九州
 九大病院小児医療センター親の会・すまいる
 九州がんセンター小児科親の会・大きな木
 久留米大病院小児科血液グループ親の会・木曜会
 北九州市立八幡病院家族会・あおぞら会
 産業医科大病院小児がん家族会・ひまわりキッズ
 コメディカル・クラウン
 たんぽぽハウス
 宮崎ひまわりキャンプ
 レモネードスタンドinふくおか実行委員会

 (2024年4月)

小児がん征圧キャンペーン 闘病、癒やす旋律 梯さんら演奏 横浜

 小児がんの子どもや克服した経験者たちを支援する「生きる~2024 若い命を支えるコンサート~」(毎日新聞社など主催)が1月21日、横浜市西区の横浜みなとみらいホールで開かれ、約1300人が世界を舞台に活躍する音楽家たちが奏でる旋律に聴き入りました。小児がん経験者やその家族ら25人も招待されました。

 この公演は、若手音楽家の活躍の舞台として17回目を数える音楽イベント「クラシック・ヨコハマ」のフィナーレとなる。

 小児がんで失明したピアニストの梯剛之(かけはしたけし)さんや、バイオリニストの成田達輝(たつき)さん、今年度の全日本学生音楽コンクール全国大会バイオリン部門中学校の部で1位となった中谷哲太朗さん=横浜国立大教育学部付属鎌倉中3年=が出演し、太田弦さんが指揮する神奈川フィルハーモニー管弦楽団と協演。梯さんはショパンのピアノ協奏曲第2番、成田さんはチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を演奏しました。

画像

(2024年1月22日毎日新聞)

2023年度いのちの輝き毎日奨励賞決まる

 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク(東京都文京区)が主催する「令和5年度いのちの輝き毎日奨励賞」の受賞団体が決まり、贈呈式が9月26日に行われた。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体等に贈られる。今年は応募16団体の中から5団体が受賞し、各20万円が贈呈された。受賞団体は次の通り。

 榛南重症心身障がい児者親の会メイフラワー(静岡県吉田町)▽胆道閉鎖症の子どもを守る会(東京都豊島区)▽重症心身障がい児者親の会ベリーの会(宮城県亘理町)▽SENDA BPAN家族会(東京都小平市)▽特定非営利活動法人Lino(東京都東村山市)

(2023年9月27日毎日新聞)

2023年度白血病研究基金、17個人・団体に

 白血病治療に取り組む研究者らを支援している日本白血病研究基金(運営委員長・水谷修紀東京医科歯科大名誉教授)は2023年度の研究助成金(総額1400万円)を贈る17個人・団体を決定した。

 毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にした「毎日賞」(賞金100万円)には「日本小児がん研究グループ成育データセンター」(代表=加藤実穂・国立成育医療研究センター医員)が選ばれた。最高賞の「荻村孝特別研究賞」は大里元美・熊本大客員教授、「清水保信賞」は榎本豊・東京大特任准教授、「クレディセゾン賞」は斎秀二・手稲渓仁会病院小児科部長、「ティーエスアルフレッサ賞」は木村晋也・佐賀大教授、「井手幸子賞」は井戸健太郎・大阪公立大講師、「小林登賞」は「Oral Supportive Care for Cancer Committee(OSC3)」(代表=八岡和歌子・国立がん研究センター中央病院医員)。

 同基金は患者家族やボランティアの寄付などで運営され、助成は今年度で33回目。

(2023年9月21日毎日新聞)

4年ぶり、2023サマーキャンプ 共感の笑顔、心に刻む

 がんを告知された子どもたちのための「スマートムンストン サマーキャンプ」が8月18~20日、山梨県北杜市の清里高原にあるキープ自然学校で開催されました。この日を待ち焦がれていた参加者たちは、自然の中で胸の内を語り合ったり、友情を深めたりしながら夏の思い出を心に刻みました。イベントは毎日新聞社と公益財団法人がんの子どもを守る会主催、あいおいニッセイ同和損害保険、毎日新聞東京社会事業団協賛。富士登山はコロナ禍による中断を経て4年ぶりでした。

 ◇先輩や仲間と遊び、語らう

 キャンプは公益財団法人がんの子どもを守る会が毎年夏に主催している。2020年以降は新型コロナウイルスの影響で、オンラインなどによる代替イベントが続いていた。23回目となる2023年は、小学2年生から20代までの13人が参加。がんの闘病経験者やボランティアらを含めた約30人がサポートした。

 初日は大型バスで東京都内から現地へ向かい、自己紹介を兼ねたゲームなどのレクリエーションがあった。

 「休みの日は何してるの」「どんなお菓子が好き?」。大学4年の中根佑月さん(21)=東京都葛飾区=は、緊張気味の子どもたちに積極的に声をかけた。キャンプには何度も参加経験がある中根さんだが、ボランティアとしては初めて。過去のキャンプで先輩たちが自分に話しかけてくれた記憶が残っている。

 小学4年で急性リンパ性白血病と診断され、事情をのみ込めないまま1年にわたる入院生活が始まった。治療はつらかった。でも、楽しい思い出もたくさんある。病院では同じ病棟に仲良しの友達ができたし、夏祭りやクリスマス会もあった。ナースコールを押すいたずらをしたこともある。

 そんな中根さんたちをいつも笑顔で見守ってくれたのが、病棟保育士の女性だ。「ちょっと抜けていて、それを笑いに変えてしまう所がすてきだった。私もそういう存在になりたい」。保育について専門的に学ぶ大学に進み、憧れの人と同じ道を志している。

 中根さんが特に気にかけていたのが、同じグループの小学6年、林和樹さん(12)=横浜市=だった。林さんはキャンプに2度目の参加。幼稚園の頃に脳腫瘍と分かり、手術や1年近くにわたる入院を経験した。注射をしたことや、検査のため飲食が制限されたことを覚えている。現在も経過観察のため通院中で、毎晩の服薬も続く。

 「僕はシャイ」と自認する林さんだが、すぐに周囲と打ち解けていった。取材では「話しやすくなった。緊張は最初に比べてだいぶ解けたかな」と、いつも隣で見守ってくれた中根さんへの感謝を口にした。

 2泊3日の旅程では、グループごとに胸の内を語り合う「お話会」の時間がある。自分の趣味や住んでいる地域のこと。そして、病気のこと。学校や就職活動などさまざまな場面で直面する悩みを明かす。周囲は話し終わるまで耳を傾け、うなずき、「実は私も……」と口を開く。

 森林ハイキングや自然学校の周辺で拾った草花を使った工作などのイベントも企画された。降雨のため2日目の晩のキャンプファイアは中止になったが、屋内に場所を変え、じゃんけん列車やファッションショーで盛り上がった。

 医師や看護師など多様な立場から大人が関わっているのもこのキャンプの特徴だ。山木勇人さん(28)もその一人。福岡県内の病院に勤める小児科医で、幼少期に急性リンパ性白血病による闘病の経験がある。同じ小児科医でキャンプのまとめ役を務める稲田浩子さんに誘われ、今回初めて参加した。

 自身の過去を時に明かし、患者の家族たちを勇気づけてきた山木さん。キャンプについて「同じような境遇にある人と仲良くなれて、共感し合える場があるのはありがたいこと。私自身も励みになりました」と振り返った。

 ◇闘ったきょうだいに思いはせ 突然の虹「いいこと起こりそう」

 きょうだいが小児がんにかかった経験のある人たちが参加する「富士山再生キャンペーン 富士山にアタック」が8月5~7日に開かれた。小学1年生から20代の社会人までの計20人が6日の登山に臨み、5合目(標高約2300㍍)を出発点にそれぞれのペースで吉田口登山道を歩いた。雨も降ったが晴れる時間帯が多く、下山中にかかった虹が参加者たちを励ました。

 「だらっとした所は見せられない」。佐賀県の高校2年、三原小和(こより)さん(17)は、年上の役割を意識して初参加となる3日間の旅程に臨んだ。柔らかな笑みを絶やさず、子どもたちを気にかける頼もしい姿があった。

 小学4年の時、弟を脳腫瘍で亡くした。ランドセルを買ってもらい、小学校への入学を待ちわびる8月のことだった。わんぱくだったけれど、入院後は違った。「グミをあげたら『お姉ちゃんが食べていいよ』って言ってくれた。優しかった」

 この日は本8合目(同約3400㍍)まで登った。来年度に大学受験を控える。「子どもに寄り添い、元気を与えられる小児科医になりたい」。山から見た空は、普段から眺めている空よりもきれいだった。「弟も一緒に見てるかな」。夢を抱かせてくれた大切な人に思いをはせた。

 13人が参加した小学生の奮闘も光った。

5合目から6合目に向かう道中の急勾配を登る参加者たち

 ◇富士登山、次こそ頂上に

 神奈川県の小学5年、小澤オスカーさん(11)は三つ上の兄の写真がプリントされたプレートをリュックにさげた。ラグビーでつけた体力を生かし、先頭のガイドにぴったりついて本8合目まで踏破した。

 兄ががんで入院したのは小澤さんが幼稚園児の頃。母親が付き添いで忙しくなり、祖父母の家に預けられた。「寂しさもあったけど、おばあちゃん、おじいちゃん、みんながすごく優しくて。楽しい記憶の方が多い」。兄は手術を経て回復し、定期的に通院している。今回の旅で新しい友だちができた。家族に教えたい出来事がたくさんあった。「次こそ頂上に。上から叫ぶ言葉は来年までに考える」

 東京都の小学4年、矢野佳恵さん(9)はがんで亡くなった兄の靴下をはき、頑張って8合目(同約3100㍍)まで登った。「(下山中に)虹が真っ正面に見えて、みんなで『ラッキーだね。これからいいことが起こりそうだね』って話しました」と振り返った。【千脇康平、写真も】

キャンプ参加者たちのクラフト作品

(2023年9月13日毎日新聞)

富士登山、挑戦 患者のきょうだいら

 きょうだいが小児がんにかかった経験のある子どもや若者らが6日、山梨県の吉田口登山道から富士登山に挑みました。「富士山再生キャンペーン 富士山にアタック」(公益財団法人がんの子どもを守る会、毎日新聞社主催、あいおいニッセイ同和損害保険、毎日新聞東京社会事業団協賛)の一環。新型コロナウイルスの影響で2020年以降は代替イベントが実施されてきたため、富士登山は4年ぶりでした。

 参加した小学1年生から20代の社会人までの20人は午前7時ごろ、登山をサポートするボランティアやガイドらとともに5合目(標高約2300メートル)を出発しました。登山のペースごとにグループに分かれ、山道を一歩ずつ登っていきました。

(2023.8.7 毎日新聞)

小児がん征圧キャンペーン 第27次1325万円を32団体に贈呈

 毎日新聞のキャンペーン「生きる」に寄せられた「小児がん征圧募金」第27次分1325万円を、小児がんや難病の子どもの支援や研究に取り組む全国32団体に贈呈しました。1996年に毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団が始めて以来、これまでに贈呈した総額は4億1155万円になりました。

 贈呈先は次の通りです。(順不同)

がんの子どもを守る会(含むスマートムンストン)
難病のこども支援全国ネットワーク
公益信託日本白血病研究基金
ファミリーハウス
スマイルオブキッズ
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
そらぷちキッズキャンプ
小児脳腫瘍の会
アジア・チャイルドケア・リーグ
パンダハウスを育てる会
ゴールドリボン・ネットワーク
あいち骨髄バンクを支援する会
ぷくぷくばるーん
京都大学医学部附属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」
京都ファミリーハウス
近畿小児血液・がん研究会
しぶたね
守口ぶどうのいえ
日本クリニクラウン協会
こどものホスピスプロジェクト TSURUMIこどもホスピス
チャイルド・ケモ・サポート基金
名古屋小児がん基金
三重大学病院小児科父母の会・ひだまり
京都・がんと生殖医療ネットワーク
にこスマ九州
九大病院小児医療センター親の会・すまいる
九州がんセンター小児科親の会・大きな木
久留米大病院小児科血液グループ親の会・木曜会
コメディカル・クラウン
長崎ペンギンの会
宮崎ひまわりキャンプ
レモネードスタンドinふくおか実行委員会

(2023年4月14日)

白血病研究基金毎日賞決まる

 白血病治療に取り組む研究者らを支援している日本白血病研究基金(運営委員長・水谷修紀東京医科歯科大名誉教授)は、今年度の研究助成金(総額1300万円)を贈る16個人・団体を決定しました。毎日新聞と毎日新聞社会事業団による小児がん征圧募金を基にした毎日賞(賞金100万円)には「小児白血病研究会AML小委員会」(代表=吉田秀樹・京都府立医科大助教)が選ばれました。最高賞の「荻村孝特別研究賞」は吉田健一・国立がん研究センター研究所がん進展研究分野長、「清水保信賞」は石山賢一・京都大特定病院助教、「クレディセゾン賞」は田中洋介・熊本大特任講師、「井手幸子賞」は安部佳亮・筑波大大学院生、「小林登賞」は「関西医科大医学部小児科学講座」(代表=大町太一・同大助教)に決まりました。

令和4年度「いのちの輝き毎日奨励賞」決まる

 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワークが主催する「令和4年度いのちの輝き毎日奨励賞」の受賞団体が決まり、オンラインによる贈呈式が8月31日に行われました。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体等に贈られています。今年は応募17団体の中から5団体が受賞し各20万円が贈呈されました。受賞団体は次の通りです。

 Schaaf-Yang症候群 SYS患者家族会=福岡市南区▽つぼみの会=東京都渋谷区▽BWS親の会=埼玉県上尾市▽かながわ県医療的ケア児者家族会〜つなぐ〜=神奈川県茅ケ崎市▽SSPE青空の会(亜急性硬化性全脳炎・家族の会)=東京都町田市

小児がん征圧キャンペーン 第26次分1720万円を38団体に贈呈

 毎日新聞のキャンペーン「生きる」に寄せられた「小児がん征圧募金」第26次分1720万円を、小児がんや難病の子どもの支援や研究に取り組む全国38団体に贈呈しました。1996年に毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団が始めて以来、これまでに贈呈した総額は3億9830万円になりました。

 贈呈先は次の通りです。(順不同)

 がんの子どもを守る会▽難病のこども支援全国ネットワーク▽公益信託日本白血病研究基金▽ファミリーハウス▽スマイルオブキッズ▽メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン▽そらぷちキッズキャンプ▽小児脳腫瘍の会▽アジア・チャイルドケア・リーグ▽パンダハウスを育てる会▽ゴールドリボン・ネットワーク▽あいち骨髄バンクを支援する会▽ぷくぷくばるーん▽京都大学医学部付属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」▽京都ファミリーハウス▽近畿小児血液・がん研究会▽しぶたね▽守口ぶどうのいえ▽日本クリニクラウン協会▽こどものホスピスプロジェクトTSURUMIこどもホスピス▽Japan Hair Donation & Charity▽チャイルド・ケモ・ハウス▽名古屋小児がん基金▽三重大学病院小児科父母の会「ひだまり」▽京都・がんと生殖医療ネットワーク▽にこスマ九州▽九州大学病院小児医療センター親の会「すまいる」▽産業医科大学病院小児がん家族会「ひまわりキッズ」▽宮崎ひまわりキャンプ▽九州がんセンター小児科親の会「大きな木」▽久留米大学病院小児科親の会「木曜会」▽コメディカル・クラウン▽八幡病院小児科家族の会あおぞら会▽ペンギンの会▽宮崎ファミリーハウス▽たんぽぽハウス▽こども医療支援わらびの会▽レモネードスタンドinふくおか実行委員会

(2022年04月14日)

毎日賞は「日本小児がん研究グループ血液腫瘍分科会」に
白血病研究基金 15個人・団体が決定

 白血病治療に取り組む研究者らを支援している日本白血病研究基金(運営委員長・水谷修紀東京医科歯科大名誉教授)は2021年度の研究助成金(総額1200万円)を贈る15の個人・団体を決定しました。毎日新聞と毎日新聞社会事業団による小児がん征圧募金を基にした「毎日賞」(賞金100万円)には、「日本小児がん研究グループ血液腫瘍分科会」(代表=加藤格・京都大助教)が選ばれました。急性白血病の発症に伴う遺伝子や免疫の変化を調べ、各国の研究者と連携して治療を目指しています。

 基金設立の趣旨にちなんで名づけられた最高賞の「荻村孝特別研究賞」には南谷泰仁・東京大教授、「清水賞」に加藤元博・東京大教授、「クレディセゾン賞」に指田吾郎・熊本大特別招聘(しょうへい)教授が選ばれました。同基金は患者家族やボランティアの寄付などで運営され、助成は今年度で31回目となります。

令和3年度「いのちの輝き毎日奨励賞」決まる

 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワークが主催する「令和3年度いのちの輝き毎日奨励賞」の受賞団体が決まり、オンラインによる贈呈式が8月31日に行われました。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体等に贈られています。今年は応募11団体の中から6団体が受賞し各20万円が贈呈されました。受賞団体は次の通りです。

 NPO法人日本トゥレット協会(横浜市中区)▽日本アラジール症候群の会(大阪市中央区)▽全国心臓病の子どもを守る会福岡県支部(福岡県久留米市)▽つながる腎友。(福岡市南区)▽一般社団法人全国ファブリー病患者と家族の会(東京都港区)▽魚鱗癬の会 ひまわり(北九州市戸畑区)

小児がん征圧募金 第25次分1860万円を33団体に贈呈

 毎日新聞のキャンペーン「生きる」に寄せられた「小児がん征圧募金」第25次分1860万円を、小児がんや難病の子どもの支援や研究に取り組む全国33団体に贈呈しました。1996年に毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団が始めて以来、これまでに贈呈した総額は3億8110万円になりました。

 贈呈先は次の通りです。(順不同)

 がんの子どもを守る会▽難病のこども支援全国ネットワーク▽公益信託日本白血病研究基金▽ファミリーハウス▽スマイルオブキッズ▽メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン▽そらぷちキッズキャンプ▽小児脳腫瘍の会▽アジア・チャイルドケア・リーグ▽パンダハウスを育てる会▽ゴールドリボン・ネットワーク▽あいち骨髄バンクを支援する会▽ぷくぷくばるーん▽京都大学医学部付属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」▽京都ファミリーハウス▽近畿小児血液・がん研究会▽しぶたね▽守口ぶどうのいえ▽日本クリニクラウン協会▽こどものホスピスプロジェクトTSURUMIこどもホスピス▽Japan Hair Donation & Charity▽チャイルド・ケモ・ハウス▽名古屋小児がん基金▽三重大学病院小児科父母の会「ひだまり」▽京都・がんと生殖医療ネットワーク▽にこスマ九州▽九州大学病院小児医療センター親の会「すまいる」▽産業医科大学病院「小児がん家族会ひまわり」▽宮崎ひまわりキャンプ▽九州がんセンター小児科親の会「大きな木」▽久留米大学病院小児科親の会「木曜会」▽コメディカル・クラウン▽宮崎ファミリーハウス

毎日賞は日本小児白血病研究グループ造血細胞移植委員会に〜白血病研究助成金、15団体・個人に

 白血病治療に取り組む研究者らを支援している日本白血病研究基金(運営委員長・水谷修紀東京医科歯科大名誉教授)は2002年度の研究助成金(総額1200万円)を贈る15個人・団体を決定しました。

 毎日新聞と毎日新聞社会事業団による小児がん征圧募金を基にした「毎日賞」(賞金100万円)には、石田宏之・京都市立病院小児科血液部長を代表とする日本小児白血病研究グループ造血細胞移植委員会が選ばれました。

 基金設立の趣旨にちなんで名づけられた最高賞の「荻村孝特別研究賞」には武藤朋也・千葉大病院助教、「清水賞」に今村俊彦・京都府立医大講師、「クレディセゾン賞」に古川雄祐・自治医大教授が選ばましれた。同基金は患者家族やボランティアの寄付などで運営され、助成は今年度で30回目となりました。

令和2年度「いのちの輝き毎日奨励賞」贈呈

 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワークが主催する「令和2年度いのちの輝き毎日奨励賞」の受賞団体が決まり、9月1日にオンラインによる贈呈式が行われました。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体などに贈られています。今年は応募18団体の中から6団体が受賞し、各20万円が贈呈されました。受賞団体は次の通り。

 NPO法人特別支援教育研究会(東京都文京区)▽NPO法人地球冒険学校準備会(東京都八王子市)▽小児交互性片麻痺(まひ)親の会(神戸市長田区)▽東京都医療的ケア児者親の会(東京都新宿区)▽認定NPO法人こども医療支援わらびの会(沖縄県南風原町)▽SMA(脊髄<せきずい>性筋萎縮症)家族の会(兵庫県加古川市)

小児がん征圧募金 第24次分1790万円を30団体に贈呈

 毎日新聞のキャンペーン「生きる」に寄せられた「小児がん征圧募金」第24次分1790万円を、小児がんや難病の子どもの支援や研究に取り組む全国30団体に贈呈しました。1996年に毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団が始めて以来これまでに贈呈した総額は3億6250万円になりました。

 贈呈先は次の通りです。(順不同)

 がんの子どもを守る会▽難病のこども支援全国ネットワーク▽公益信託日本白血病研究基金▽ファミリーハウス▽スマイルオブキッズ▽メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン▽そらぷちキッズキャンプ▽小児脳腫瘍の会▽アジア・チャイルドケア・リーグ▽パンダハウスを育てる会▽ゴールドリボン・ネットワーク▽あいち骨髄バンクを支援する会▽ぷくぷくばるーん▽京都大学医学部付属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」▽京都ファミリーハウス▽近畿小児血液・がん研究会▽しぶたね▽守口ぶどうのいえ▽日本クリニクラウン協会▽こどものホスピスプロジェクトTSURUMIこどもホスピス▽Japan Hair Donation & Charity▽チャイルド・ケモ・ハウス▽にこスマ九州▽九州大学病院小児医療センター親の会「すまいる」▽八幡病院小児がん家族の会「あおぞら会」▽宮崎ひまわりキャンプ▽九州がんセンター小児科親の会「大きな木」▽久留米大学病院小児科親の会「木曜会」▽レモネードスタンドinふくおか実行委員会▽たんぽぽハウス(熊本ファミリーハウス)

毎日賞は東京小児がん研究グループ〜白血病研究助成金15個人・団体に

 白血病治療に取り組む研究者らを支援している日本白血病研究基金(運営委員長・水谷修紀東京医科歯科大名誉教授)は2019年度の研究助成金(総額1200万円)を贈る15個人・団体を決定し、11月9日に東京都千代田区の日本工業倶楽部で贈呈式が行われました。

 毎日新聞と毎日新聞社会事業団による小児がん征圧募金を基にした「毎日賞」には、東京小児がん研究グループが選ばれ、代表の清谷知賀子国立成育医療研究センター血液腫瘍科医長に100万円の目録が渡されました。同グループは、小児がん患者を長期的に追跡するデータベースの構築に取り組んでいます。

 基金設立の趣旨にちなんで名づけられた最高賞の「荻村孝特別研究賞」に井上大地先端医療研究センター上席研究員、「清水賞」に滝田順子京都大教授、「クレディセゾン賞」に石津綾子東京女子医科大教授が選ばれました。

 同基金は患者家族やボランティアの寄付などで運営され、助成は今年度で29回目となります。

令和元年度「いのちの輝き毎日奨励賞」決まる

 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワークが主催する「令和元年度いのちの輝き毎日奨励賞」の受賞団体が決まり、9月2日、東京都内で贈呈式が行われました。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーン「生きる」に寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体等に贈られます。今年は応募19団体の中から6団体が受賞、各20万円が贈呈されました。受賞団体は次の通り。

 かみひこうきの会〜環状14番染色体症候群の患者と家族の会(東京都武蔵村山市)▽竹の子の会〜プラダー・ウィリー症候群児・者親の会(西東京市)▽特定非営利活動法人ALDの未来を考える会(同)▽特定非営利活動法人筋強直性ジストロフィー患者会(東京都杉並区)▽一般社団法人短腸症候群の会(北茨城市)▽しきの会〜障がい者支援とバリアフリーイベント企画運営(愛知県春日井市)

(前列右から)かみひこうきの会・小田欽哉さん、竹の子の会・穴水敦子さん、ALDの未来を考える会・本間りえさん、筋強直性ジストロフィー患者会・妹尾みどりさん、同・高橋真明さん、短腸症候群の会・高橋正志さん