日本肢体不自由児協会創立75周年式典

 社会福祉法人日本肢体不自由児協会の創立75周年と心身障害児総合医療療育センター整肢療護園75周年、同むらさき愛育園50周年を記念する式典と講演が、同協会総裁の常陸宮殿下ご臨席の下、2月8日、東京大学伊藤謝恩ホールで開かれました。

 式典では、75年にわたり肢体不自由児の医療、福祉、教育に功績をあげてきた同協会から、その運営・活動に貢献した外部の87の団体・個人にも感謝状が贈られました。毎日新聞東京社会事業団の丸山昌宏理事長は代表者の一人として登壇し(=写真)、常陸宮殿下からお言葉もいただきました。

 第2部では、同協会の岩谷力会長の基調講演と株式会社ミライロの垣内俊哉社長の記念講演が行われ、集まった多くの聴衆が熱心に耳を傾けました。

「第29回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」開催しました

 「第29回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、NHK厚生文化事業団主催、南魚沼市後援)が18年1月6日から8日まで、新潟県南魚沼市の八海山麓スキー場で開催されました。雪遊びの機会が持てない手足の不自由な子どもたちが、雪山の中で自然の豊かさを学び、集団生活を通して仲良く交流を深めました。

東京駅で出発式
上越新幹線にも乗りました

 参加したのは首都圏在住の小学生22人と保護者、ボランティア、医師ら総勢約100人。連日、降り続いた雪で八海山麓スキー場ゲレンデの積雪は約170センチ。積雪にも恵まれ、子供たちはソリ遊びを楽しみ、雪の上を転げ回りました。

 大学生などのボランティアと一緒にそりに乗って、歓声を上げながら次々に滑り降ります。スキー板が2本で座位のまま滑れるバイスキーも経験しました。バランスを崩してソリから転げ落ちて雪の中に突っ込む子もいます。

ソリに乗ってさあ出発
誰が一番早いかな

 リフトに乗って頂上にも登りました。ボランティアのお兄さんお姉さんに支えられて乗ったリフトでしたが、頂上からの眺めは絶景でした。記念写真を撮影して、オリンピックの滑降競技みたいに、みんなで一気に滑り降りました。

リフトを降りたら記念撮影
頂上からロングコースを滑ります

 雪上でのキャンプファイアーも感動的。覚えたてのキャンプソングをみんなで歌いました。さいたま市から参加した小学6年、信国桜子さん(11)は「雪は冷たいけど、楽しい」と満面の笑顔。ひときわ大きな声でうれしそうに歌っていました。

 ボランティアとして参加した、中国籍で専門学校1年の許翔博さん(24)は「介護について学びたくてボランティアとして参加しました」とその思いを語っています。

思い思いにペインティング
こちらは豚汁コーナー

 滑り終えての豚汁の味は格別です。何杯もおかわりする子もいます。初めての餅つきにも挑戦。あんこやきなこでおいしくいただきました。今年のかまくらはひときわ大きく立派にできました。友だちと一緒にかまくらの中で遊びました。

お正月恒例のお餅つき
かまくらも立派にできました
保護者もそろって記念写真
お父さんお母さんはかんじき体験

 子供たちは、集団生活を通じて協調性や自立心を養います。一方、保護者の皆さんは、医師ら専門家の話を聞きながら、療育について理解を深めてもらう事も大切です。今回も保護者らによる勉強会は、小児科の医師を囲んで深夜まで続きました。

 お世話になった南魚沼市と八海山麓スキー場の皆さん、JR東京駅と浦佐駅の職員の皆さん、ありがとうございました。

第61回手足の不自由な子どものキャンプ

 第61回手足の不自由な子どものキャンプ(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、東京YMCA主催)が2017年8月15日から20日まで5泊6日の日程で、山梨県山中湖村平野の「東京YMCA山中湖センター」で開催されました。

 手足の不自由な子どもたちが親元から離れて自然の中で集団生活を行い、自立性や協調性を養うことを目的としています。首都圏に住む障害を持つ小学3年生から高校3年生までのキャンパー32人(男11人、女21人)と、子どもたちをサポートする学生や社会人のボランティア、スタッフ、医師、看護師ら総勢約100人が参加しました。

 今年の夏、東京では40年ぶりの長雨を記録したそうですが、山中キャンプ場もよく雨に降られました。でもスタッフの工夫と子どもたちの元気で、今年も楽しい「雨のち晴れ」のキャンプを過ごすことができました。

【初日から雨】切り替えて開村式は食堂で

リーダーたちのキャンドルファイヤー
キャンパーメッセージで開会宣言
歌とゲームで盛り上がる

【雨が続く】前半は雨の日が多く屋内プログラムを増やしました

小雨の中で旗を上げて一日のスタート
レインウェアも素敵でしょ

 ◆ちょっとキャビンの中をご紹介

男の香りぷんぷん
おしゃれな女子キャビン

【手作りを楽しむ】工夫をこらしていろいろなものを手作りしました

【さあ晴れた】中盤からは天気も回復、いろいろ楽しむぞ

朝の集いに遅れるな
湖へのお散歩
湖畔で記念撮影

【よく食べました】今年も野外調理は大人気のプログラム

粉から作る本格うどん
見事な包丁さばき
盛り付けはまかせて
デザートのクレープも完成
男子の団結力を見よ
みんなそろっていただきます

【船上の笑顔特集】一番人気のビッグカヌーは期間内に全員が楽しめました

「落とさないでね」「任せとけ」
乗船完了「さあ出発」
女子チームも元気いっぱい
小雨模様も何のその
チャレンジの小学生も気持ちよさそう
雲のすきまから富士山が

【またキャンプで会いましょう】このキャンプにご支援いただいた多くのみなさま、ありがとうございました

おそろいのTシャツで全員集合。

「第28回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」開催しました

 首都圏の手足が不自由な子供たちに、雪と親しみ楽しい思い出を作ってもらう「第28回雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ」(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、NHK厚生文化事業団主催、南魚沼市後援)が17年1月7日から9日まで、新潟県南魚沼市の八海山麓スキー場で開催されました。

雪景色をバックに記念撮影

 参加したのは首都圏在住の小学生17人と保護者、ボランティア、医師ら総勢85人。今シーズンも昨年同様降雪が少なく、ゲレンデの積雪は約10センチでしたが、子供たちはソリ遊びを楽しみ、雪の上を転げ回りました。

上越新幹線にも乗りました
ソリに乗せてもらって、さあ雪遊び!

 大学生などのボランティアがそりを坂の上まで押しあげると、子どもたちは、歓声を上げながら次々にそりに乗って滑り降ります。バランスを崩して雪の中に突っ込む子もいますが、雪に触れる機会の少ない子どもたちはみんな笑顔でした。夕方には雪の上でキャンプファイアー。みんなで覚えたてのキャンプソングを唄いました。

 2日目はリフトに乗って、八海山麓スキー場の中腹まで登りました。初めは恐る恐る乗った子どもたちでしたが、ボランティアリーダーのお兄さんお姉さんと一緒にリフトからの眺めを楽しみました。雪を抱いた山の景色は壮観です。中腹からみんなで一気に滑り降りました。

 午後のプログラム。お兄さんお姉さんたちが動物の着ぐるみを着て、子どもたちを楽しませてくれます。正月恒例の餅つきにも挑戦。自分たちでついたお餅の味は格別でした。遊んだ後の豚汁も最高です、2日目のプログラムはおいしい思い出になりました。

 お父さんお母さんたちの2日目は、ムイカスノーリゾートでのスキー教室でした(写真左下)。皆さん久しぶりのゲレンデとあって、子どもたち以上に大喜び。足が痛くなるのも忘れて終日スキーを楽しみました。

 3日目はあいにくの雨でしたが、宿舎の大広間で楽しく遊びました。お兄さんお姉さんの上を転がってグループごとに競争です。子どもたちの歓声がいつまでも宿舎に響き渡りました。

 集団生活を通じて、子供たちに協調性や自立心を養ってもらうのはもちろんですが、保護者の皆さんには、医師ら専門家を交えて交流しながら、療育について学んでもらうというのもこのキャンプの狙いです。今回も医師と保護者らによる勉強会が夜に開かれました。専門の医師を囲んで、お父さんお母さんたちの熱い語らいは深夜まで続きました。

 お世話になった南魚沼市と八海山麓スキー場の皆さん、JR東京駅と浦佐駅の職員の皆さん、ありがとうございました。

第60回手足の不自由な子どものキャンプ

 第60回手足の不自由な子どものキャンプ(毎日新聞東京社会事業団、日本肢体不自由児協会、東京YMCA主催)が2016年8月14日から19日まで5泊6日の日程で、山梨県山中湖村平野の「東京YMCA山中湖センター」で開催されました。

 このキャンプは、手足の不自由な子どもたちが親元から離れて自然の中で集団生活を行い、自立性や協調性を養うことを目的としています。首都圏に住む障害を持つ小学3年生から高校3年生までのキャンパー33人(男15人、女18人)と、子どもたちをサポートする学生や社会人のボランティア、スタッフ、医師、看護師ら総勢約100人が参加しました。

【キャンプの始まり】

山中湖センターに到着。開村式の旗上げセレモニーで今年もキャンプがスタート。
初日の夜のオープニングファイヤー。みんなの心がひとつになっていく。

【野外調理】

 今年のブームは野外調理。各グループがそれぞれ工夫をこらしてカレー、バーベキューの定番からロコモコ丼、特製おにぎりケーキ、ギョーザ、クレープ、春巻き作りなどにチャレンジ。野外での食事を楽しみました。

薪割りも上手にできるようになりました。
カレーの味つけはまかせてね。
自分たちで作ったごはんを野外で食べるのは最高の気分。

【天気】

 期間中、台風が近づいた日もあって時々雨も降りました。少しだけ予定のプログラムを変更したグループもありましたが、リーダーの工夫とキャンパーの元気で悪天候を吹き飛ばし、みんな満足の6日間でした。日頃の行いがよかったのかな。

富士山さえ見えればオレたちの心は快晴さ。
女子グループも「富士山のポーズ」で「はいチーズ」
雨上がりの朝、山中湖畔の散歩はサイコー。
雨の日はキャビンで歌の練習だ、オー。

【ビッグカヌー】

 山中湖名物ビッグカヌーは夏のキャンプの一番人気。今年もキャンパー全員が楽しむことができて本当によかったー。

乗船完了、さあ出発だ。
湖上の風のさわやかさ。ちょっと漕ぐのをひと休み。

【ガールズinキャンプ】

 今年の参加者は女子の方が多数勢力。女の子たちの活躍が目立ちます。班ごとにスポーツ、ゲーム大会から、アクセサリーや小物作り、キャビンや星空の下での秘密の女子会まで、いろいろなプログラムを楽しみました。

グループ対抗ティーボール。こんなに盛り上がるとは。
戦い終わって女子の雄叫び。
水鉄砲でサバイバルゲーム。もうひとつの女の戦い。
おそろいの手作りリボンで記念撮影。みんな素敵でしょ。
シャボン玉もとってもきれい。
ハンモックでお昼寝。楽しすぎて眠れない。
お友達と一緒に寝るのは何だかすこしドキドキ。

【ボーイズinキャンプ】

 男の子たちも負けていません。スポーツ大会はもちろん、班の旗や虫取り網、虫かご、フォトフレームなどの手作りクラフトに挑戦。できる男を大いにアピールしました。特に大量のギョーザ作りは圧巻、全部自分たちでたいらげました。

網ができたら明日は虫取り大会だ。
全員手作り大成功。班の旗もうれしそう。
工作中、リーダーにちょっとイタズラも。
リオで大ブレークの「ボッチャ」を先取りしてたんだぜ。
大量のギョーザも全部お腹の中に消えました。
夜は「男の花火」で熱くなれ。
男子のキャビンは男臭さが魅力です。

【キャンプで会いましょう】

 今年も楽しいキャンプが無事に終わりました。子どもたちもみんな何だか来る前と少し変わったような気がします。たくましさと思い出をお土産にして家路に着きました。またいつかキャンプで会いましょう。このキャンプにご支援いただいた多くのみなさまに感謝申し上げます。

最終日には全員おそろいのTシャツで記念撮影。