第2回認定15グループ

 
第2回認定15グループ(順不同)
第2回認定15グループは、2020年秋の大賞審査の候補となります。
(代表生徒名と学年は2018年度当時)

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1 北海道倶知安農業高校 畜産班
ようてい和牛プロジェクト ~自給飼料の有用性調査と普及活動~

グループ代表 木内 尋章さん(3年)

 倶知安町の名産である男爵イモの約15%が、規格外品として安価に取引されています。規格外ジャガイモおよび羊蹄山麓で生産される農産物を飼料化し、新たな和牛ブランド「ようてい和牛」を創出していきます。「町づくりは私たちの手から」が活動のキーワードです。
2 秋田県立大曲農業高校 野菜部
「大農みんな食堂」開設プロジェクト ~みんなで農業を学び、心もおなかもみたされる居場所つくり~

グループ代表 高安 あみさん(1年)

 とても楽しく学んでいる野菜栽培に関する知識や技術を、地域の方々の心身の健康改善に生かしたいと思っています。子どもや学生、子育て世代、退職した方、高齢者ら多くの方と交流し、孤食増加や農業後継者不足、食生活の乱れ等の社会的問題を解決したいです。
3 福島県立会津農林高校 人と種をつなぐ会津伝統野菜専攻班
会津伝統野菜を世界へ! ~ブランド化への挑戦~

グループ代表 小野 康平さん(3年)

 先輩から受け継いだ意志や地域農家の願いを受け止め、シードバンクの運営、栽培方法の確立、販路拡大や6次化商品開発、Global GAP認証取得などによって、会津伝統野菜のブランド化を成功させたいです。そして、東京五輪の食材提供を実現させたいと思います。
4 福島県立岩瀬農業高校 ヒューマンサービス科 農福連携実践班
ある農業高校生が地域のカタチを考えたら、農福連携になった。

グループ代表 髙橋 美鈴さん(3年)

 野菜や草花の栽培、園芸デザインの技術を習得しながら、幼稚園や老人ホームなどで農業が人にもたらす効果を研究しています。今年から近隣の障がい者施設と提携し、農福連携で農業後継者不足や耕作放棄地などの課題解決、障がい者の工賃アップを目指します 。
5 群馬県立吾妻中央高校  植物科学研究部
群馬県育成トマト品種「甘しずく」の6次産業化による普及・消費拡大を目指して

グループ代表 干川 寛生さん(3年)

 群馬県育成トマト品種「甘しずく」の6次産業化による普及・消費拡大を目指して活動しています。品質が良く希少価値の高い、おいしい地元のトマトの存在をたくさんの人に知ってもらい、広く流通させるため、地域と連携しながら楽しんで活動に取り組みます。
6 東京都立大島高校 畜産 Big Islands
地域資源を活用した畜産ブランド開発プロジェクト ~高校生の力で農業に新しい風を吹かせよう!~

グループ代表 山内 大地さん(2年)

 最終目標は、大島を元気にすることです。養鶏、養蜂、酪農による地産地消はもちろん、来島者向けの商品を開発し、大島の魅力を発信していきます。簡単なことではありませんが、大島の畜産が再度注目され、農業に新しい風を吹かせられるように精進します。
7 新潟県立長岡農業高校 生物部食用ギク研究チーム
新潟県における食用ギクの嗜好に関する研究

グループ代表 高澤 桜菜さん(3年)

 長岡野菜である食用ギクの嗜好度合と食文化の伝承について、3年前から調査研究しています。最初は人に声を掛けられず調査が進みませんでしたが、今では地域の方との会話や情報を得ることに喜びを感じ、この食文化を絶やさない活動をする責任も感じています。
8 長野県南安曇農業高校  動物バイオテクノロジー研究部
農業と畜産の力を活用した中心市街地活性化プロジェクト

グループ代表 長幅 勇貴さん(3年)

 「畜産物の消費拡大プロジェクト」と銘打ち、研究・消費普及・ふれあい動物園の取り組みなど、地域の畜産農家を応援する活動を続けています。地元高齢者ら幅広い世代や、観光客を結ぶ架け橋となり、新たな地域活性化とまちづくりに役立ちたいと考えています。
9 岐阜県立恵那農業高校  花咲かみつばち倶楽部
花咲かみつばちプロジェクト ~みつばちとともに里山の調査・保全・活用~

グループ代表 安藤 美咲さん(2年)

 訪花昆虫の授粉により、私たちの暮らす里山の多くの植物が実をつけることを知りました。蜜源の減少や農薬の被害など、「みつばち」の生息環境は悪化しています。「蜂・人・里を元気に!」を合言葉に、近代養蜂発祥の地、岐阜の里山を守っていきたいです。
10 愛知県立佐屋高校 アヒル農法研修班
アヒルと金魚のコラボで超おいしいお米!

グループ代表 臼田 世菜さん(3年)

 「農薬を使いますか?アヒルを使いますか?」をスローガンに、「アヒル農法」による安全・安心なコメ作りに取り組んできました。副産物の米糠で「保湿クリーム」も商品開発しました。今後はアヒルと金魚のコラボで、さらにおいしいお米作りにチャレンジします。
11 京都府立須知高校 公園管理コース
ひびけ!高原の鐘 学校林活用と地域活性化

グループ代表 大槻 義樹さん(3年)

 校舎を囲うようにして学校林があります。約140年前に切り拓いた土地が、歳月を経て森へと遷移しました。当時の歴史的痕跡を調査すると同時に、学校林の維持管理に努め、地域に情報発信していきます。学校林が健全な里山として在り続けることを目指します。
12 愛媛県立大洲農業高校  そば応援隊「蕎麦‘s」(そばーず)
次代へつなぐ大洲の食文化 ~地域の伝統食「そば食文化」の復活への取組~

グループ代表 三好 里奈さん(3年)

 そばの食文化の継承活動に2年前から取り組み、耕作放棄地でそばを栽培しています。そば打ちの技術を習得し、地域の方と一緒に廃校となった校舎を利用して「そばCafe」をオープンしました。地域の食文化を守る活動を通して、地域活性化につなげていきます。
13 福岡県立福岡農業高校 食品科学科 菊芋研究班
サンフラワーポテトで笑顔の花を咲かせよう!! ~機能性食品の菊芋で未来を切り拓く~

グループ代表 伊香賀 寿鯉さん(3年)

 機能性食品である菊芋を活用した「サンフラワーポテト」で、みんなに笑顔の花を咲かせたいと活動しています。地域の協力により、様々な商品の開発につながっています。菊芋の消費拡大を図り、生産者を増やして、菊芋を新たな特産品とすることを目指します。
14 熊本県立八代農業高校 泉分校 フルーツ魚班
爽やかフィッシュ ~異色のコラボを食卓に~

グループ代表 杉本 拓海さん(3年)

 泉分校は、豊かな自然の中にある全校生徒43名の学校です。泉町特産のユズとヤマメのコラボ研究を始めました。将来は、廃校を活用した養殖と加工を目指します。「小さな学校から大きな挑戦」を合い言葉に、地域産業の発展に貢献できるよう頑張ります。
15 鹿児島県立鶴翔高校 Food_Labo
鹿醤油で地域を元気に!

グループ代表 本藏 千華さん(2年)

 特産の「ボンタン」を食い荒らすシカ・イノシシの駆除後の有効利用が、地域の課題でした。そこで、捕獲された獣を山の恵みとして新たな活用を考え、ジビエの加工品として、「鹿醤油」の商品化を進めていきます。目標は「ジビエで地域を元気に!」です。