Web編集記者

韮澤 琴音Kotone Nirasawa

東京本社 デジタル編集本部 デジタル編成グループ

2018年入社

2018年入社 水戸支局に配属 2年間は主に事件や裁判を取材 常磐道あおり殴打事件や布川事件の国賠訴訟、境町の一家4人殺傷事件などを取材
2020年県政担当に 新型コロナ流行に伴い、医療関連の取材が増える
2021年東日本大震災10年の報道で故郷・岩手を取材
2022年東京本社 デジタル編集本部 デジタル編成グループへ異動 コンテンツ外販やデータ分析、スポーツコンテンツの配信などを担当

「自分事」としてニュースを受け取ってもらう工夫を。
見逃されがちな社会課題や議論の種を、編集の力を使って読者に届ける。

 デジタル編成グループの仕事は、ウェブ上でのニュース配信です。新聞紙面には休刊日がありますが、ニュースサイトは年中無休。早番、遅番、深夜〜早朝番の3交代制で、365日・24時間、みなさんの元にニュースを届けています。

 毎日新聞デジタルで配信する記事の見出しや、関連リンクをつける作業のほか、サイトトップの編成やSNS投稿、LINE公式アカウントでの定時配信も行います。それぞれに担当者がいますが、全員でビデオ会議をつなぎ、オンラインで意見交換しながらコンテンツ配信に当たっています。

 この部署に異動してから驚いたことは、新聞紙面で大きく扱われる記事が必ずしもウェブ上でよく読まれるわけではないということでした。デジタル空間は数え切れないほどの情報であふれています。そんな中で記事の見出しやSNSの投稿が単なる「大切な部分の要約」だと、他社メディアのコンテンツに埋もれ、目立たなくなってしまいます。

 少しでも多くの人に毎日新聞の記事に関心を持ってもらうために、ネットユーザーにニュースを「身近な出来事」「自分事」として受け取ってもらえるように工夫しています。遠い国の話題や難しいニュースでも、「自分やまわりの人に関わっているかも」と思えば、知りたくなりませんか?

 毎日新聞社は2030年に目指す姿として「コミュニケーター・カンパニー」を掲げています。見逃されがちな社会課題や議論の種を、編集の力を使って読者のみなさんと共有できればと思っています。

One Day

7:00

在宅で準備

この日は早番チームを指揮するサブデスクを担当。事前に毎日新聞デジタルやポータルサイトをチェック。SNSのトレンドにも目を通す

8:00

始業

ビデオ会議をつなぎ、在宅で業務開始。これから配信するニュースの概要をチームで確認。計測ツールを使ってサイト全体のPVを確認する
出稿部から続々と記事が届く。他の編集者がつけた見出しに誤りが無いか確認し、配信

10:00

昼に配信するサイト会員向けのニュースメールを作成。イチオシの記事や速報から13本をチョイス。デスクや他の編集者にも確認してもらう

11:00

アクセスが集中する昼を見据え、各担当者に指示。読者の知的好奇心を満たせるよう、読まれている記事に適切なリンクを付けてほしいと依頼する

13:00

昼食

昼のピークが過ぎ、休憩

14:00

15時に公開する夕刊の紙面ビューアーを確認

15:00

以前SNSで話題になった記事の続報を配信。SNS担当と過去の事例を共有し、投稿してもらう

16:00

業務終了

遅番チームのサブデスクに重要事項などを引き継ぎ、終業。この日の数字を振り返り、一人反省会することも

夕方

在宅勤務なので、余暇をたっぷり満喫

My Favorite

愛用のApple Watch。各ニュースサイトの通知が手首に振動として伝わるので、見逃しを防止してくれます。座りっぱなしだと「立ちましょう」と通知してくれるのも、リフレッシュになってお気に入りです

Interview

毎日新聞社の好きなところは?

若手のチャレンジを応援してくれる雰囲気と、情熱をもった仲間が多いところです。

入社してから自分に起きた、良い変化は何ですか?

「とりあえずやる」精神が身につきました。

仕事をする上で大事にしていることは?

PVよりも読者の満足度。

休日の楽しみは何ですか?

外に出てゆっくり散歩。デスクワークで体が凝り固まるので、休みの日にほぐします。

学生時代に打ち込んだことは?

「売り上げ目標」があるアパレル店でのアルバイト。目標を達成する・達成し続ける力の基礎になったと思います。

Message

アピールが苦手でも、緊張していても大丈夫! 毎日新聞社の面接官は、本気で頑張ってきた人をきちんと評価してくれるはずです。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!