※社員の所属部署は取材時のものです
一般記者

安元 久美子Kumiko Yasumoto

東京本社 社会部 東京グループ

2015年入社

2015年入社 長野支局に配属 社会人野球や高校ラグビーなどのスポーツ、県政や知事選の取材を経験 県警担当として軽井沢スキーツアーバス転落事故を取材
2019年大阪本社社会部に異動 大阪府警を担当し、殺人や強盗、金商法違反事件を取材
2022年大阪地裁・高裁の裁判(民事・刑事)を担当 裁判員裁判や過労自死訴訟を取材
2024年東京本社社会部東京グループに異動 検察担当として東京地検特捜部の国会議員の詐欺事件などを取材
2025年現在、東京地裁・高裁の裁判担当(民事) 東電株主代表訴訟や同性婚を巡る違憲訴訟を取材

裁判担当が追うのは判決だけじゃない。「答えを出せない問題」を書き続ける。

 東京地裁・高裁の民事訴訟を担当しています。裁判担当の仕事はひたすら「準備」です。

 まず、原告・被告といった当事者や専門家から話を聞き、裁判資料を読み込みます。次に判決時にどのような紙面展開にするか考え、事前に複数の原稿を作ります。裁判のどこに重点を置くかは記者によってさまざまです。社によって内容や構成が意外と違うので、ぜひ紙面を見比べてみてください。

 また、判決だけではなく問題だと感じた時にも記事にします。裁判Plusで書いた「刺激証拠」の連載もその一つです。裁判員に精神的な負担がかかる遺体や血の付いた凶器の写真は「刺激証拠」と呼ばれ、多くの裁判員裁判で証拠から除外されたり、イラストに置き換えられたりしています。

 連載では傷害致死事件の裁判で、次男の遺体の写真が証拠から除外された母親に話を聞きました。「裁判が終わってもずっと苦しいままです」。うつむきながら語る母親の言葉を聞き、この表情や苦しみ、言葉の重みが伝わる記事にしなければいけないと思い、裁判員裁判の証拠を巡る現状を深掘りしました。

 記者の仕事をしていると、痛ましい事件や簡単には答えが出せない問題に直面します。苦しい胸の内を語ってくれた相手にどうすれば応えられるのか悩み、自身のふがいなさに心がくじけそうになることもあります。それでも「伝えたい」「なんとかしたい」と思った気持ちを失わず、書き続けることが大切だと思っています。

One Day

10:00

東京地裁に傍聴に行くか、裁判資料を読む

12:30

裁判所や法務省の食堂で昼食

14:00

東京高裁の国賠訴訟の判決を傍聴。1審判決が変更され、勝訴した弁護団の記者会見を取材

15:30

原稿を書き、会見の写真を出稿する

17:00

原稿をチェック。取材のアポ入れや翌週以降の裁判のスケジュールをキャップに報告する

判決の近い裁判についてキャップや同僚に相談し、原稿の準備が一区切りついたら帰宅。もしくは本社へ泊まり勤務に向かう

My Favorite

「約50秒の沈黙後、語り始めた」など、場面を記事に盛り込むこともあるので文字盤が見やすい時計を愛用しています

Interview

毎日新聞社の好きなところは?

真面目さと肩の力を抜く塩梅がちょうど良い人が多いところ。取材の相談に真剣に乗ってくれつつ、息抜きに飲みに連れ出してくれる同僚や上司に助けられています。

入社してから自分に起きた、良い変化は何ですか?

初任地が面積の広い長野県でした。休みの日は車でドライブや温泉巡りをしていたので長距離運転が得意になりました。

仕事をする上で大事にしていることは?

誠実さを忘れないこと。相手の話を丁寧に聞くことを心がけています。

休日の楽しみは何ですか?

友人と食事や旅行に行くこと。穴場の喫茶店も探しています。

学生時代に打ち込んだことは?

アルバイトや部活にも打ち込みましたが、好きなことを自由に学べる大学での勉強が面白かったです。

Message

七転び八起きの精神があれば大丈夫!一緒に働く日を楽しみにしています