歩み(これまでの活動紹介)
世界の難民・国内避難民は3990万人
第５２回アフガニスタン
ポリオの後遺症で足が不自由なハリマちゃんは補助義足のことを聞かれると涙を見せた＝カンダハルのジョリー・ダシュト避難民キャンプで０３年、小関勉撮影
国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）、国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）、ＮＧＯ（非政府組織）「ノルウェー難民委員会」の統計を総合すると、世界の難民・国内避難民総数は、０７年末で約３９９０万人（０７年の帰還民含む）いる。
ＵＮＨＣＲのデータを基に国別に見ると、戦後の混乱が続き、治安が極度に悪化しているイラクが最も多く、約４８０万人。２位以下は、アフガニスタン（約 ３６０万人）▽コロンビア（約３５９万人）▽コンゴ民主共和国（旧ザイール、約２７８万人）▽スーダン（約２００万人）▽ウガンダ（約１８３万人）▽ソマ リア（約１４７万人）と続く。また、ＵＮＲＷＡによるとパレスチナ難民は約４５６万人とされ、全世界で計８カ国・地域が１００万人を超えた。
一方、ここ数年は大規模な自然災害が目立つ。２００８年５月にはミャンマーのサイクロン災害と中国・四川大地震が相次ぎ発生した。
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