2019年ナイジェリア報告 避難民キャンプ報告【特集】
瞳が語る
ボコ・ハラムに性奴隷として扱われていたハジャラ・アブバカルさん。
2015年に拉致されたが、18年に同様の境遇の少女と逃げだした。
「何でもよいので仕事が欲しい。そして、家族を助けたい」と話した
=ボルノ州マイドゥグリで2019年9月20日
ボコ・ハラムの襲撃で破壊されたヌグウォム村の家屋。
村は2014年8、9月に襲われて壊滅し、村人全員が
ボルノ州マイド
ゥグリなどのキャンプに避難した。UNDPの支援で
家屋が再建されて村民が戻って来たが、おびえながらの生活を強いられている
ユニセフなどが行う社会復帰プログラムで、ボコ・ハラムの元少年兵や
自警団の元メンバーたちが「正義」について描いた絵。ある少年は、
強盗犯に対して家主が銃を撃って戦う絵を描いた。2017年から行われ、
現在までに約1500人が参加した=ボルノ州マイドゥグリで2019年10月3日
国内避難民のアブドゥラ・ムハンマドさんは、近隣住人から借りた
牛と羊の放牧が仕事だ。ボコ・ハラムの襲撃を警戒し、
誰か知らない人が来たら逃げるようにしているという
=ボルノ州マイドゥグリで2019年9月28日