石岡瑛子 I デザイン


 没後10年を経て国内外から再び注目を集める石岡瑛子(1938~2012年)。広告、舞台、映画など表現のジャンルから国境までを超え、世界的に活躍したデザイナーです。

 本展では瑛子が、東京を拠点としていた1960~80年代の仕事を中心に、センセーションを巻き起こしたポスターやCM、アートワークからスケッチまで400点以上の作品を一挙公開します。

 表現者にとって大切なのは「ほんとうの自分力」を培うこと。つまり「私」を磨き抜くこと。瑛子はその信念を胸に、革新的ビジュアルを生み出す創造の旅を続けました。写真や映像、イラストなど多様な分野のトップランナーたちとの協働作業(コラボレーション)を重ねながら。

 本展は石岡瑛子のクリエイションの核となる「I=私」に迫ります。いまなお熱を放つビジュアルと瑛子自身の言葉に、時代をも超越するデザインの生命力を体感してください。これは、〝回顧展〟ではありません。石岡瑛子は、ここにいます。

 いまを生きるあなたをインスパイアするために。

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石岡瑛子 ©Kazumi Kurigami 1983
「鶯は誰にも媚びずホーホケキョ」PARCOポスター (1976)
「あゝ原点。」PARCOポスター (1977)

 

「西洋は東洋を着こなせるか」PARCOポスター (1979)
「ドラキュラ」映画ポスター (1992)

 

「地獄の黙示録」映画ポスター (1979)
Miles Davis 「TUTU」レコードジャケット (1986)

 

会期 2023年9月9日(土)~11月12日(日)
※休館日 月曜日(※ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館し、9月19日(火)、10月10日(火)が休館。)
開館時間 9時30分~17時30分(入館は17時まで)
※10月7日(土)は20時まで開館(入館は19時30分まで)
会場 北九州市立美術館本館
北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
TEL:093-882-7777
観覧料 一般 1400円(1100円)
高大生 900円(700円)
小中生 700円(500円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方とその同伴者1名(身体障害者手帳については等級が1~4級の場合に限る)は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
※前売り券は、公式オンラインチケット(下記バナーより)、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、e+イープラス、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅で販売。
※オンライン、デジタルチケットは展覧会開催中は当日料金での販売となります。

 毎日ID会員の方は、前売券・当日券ともに100円引きでご購入いただけます。一般のみ。

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イベント ■スペシャルトーク <石岡瑛子の「I」をめぐって>
河尻亨一氏(編集者、銀河ライター)×永井裕明氏(アートディレクター)
本展監修者の永井裕明氏と河尻亨一氏が、石岡瑛子について語るトークセッション。「I デザイン」展のメイキングに関するエピソードも満載。ここだけの”秘話”が飛び出すかも?
日時 9月9日(土)14:00-15:00
会場 北九州市立美術館本館 アネックス3階レクチャールーム
※聴講無料、定員80名
※申込不要(当日先着順)


■学芸員によるギャラリートーク
日時 9月23日(土・祝)、10月21日(土)、11月4日(土) 各日14:00~(30分程度)
会場 北九州市立美術館本館 企画展示室内
※申込不要。ただし、本展観覧料が必要です。


■イブニングコンサート
日時 10月7日(土)18:00-18:30 ★10月7日は20:00まで夜間特別開館
会場 北九州市立美術館本館 エントランスホール
※鑑賞無料。詳細については、決定次第、あらためて掲載します。
主催 石岡瑛子展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社)
後援 九州朝日放送、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー
特別協力 公益財団法人DNP文化振興財団、株式会社DNPアートコミュニケーションズ
企画協力 迫村裕子(S2株式会社)
監修 Team EIKO (石岡怜子、河尻亨一、永井裕明(N.G. inc.))
関連リンク 北九州市立美術館ウェブサイト
公式インスタグラム  
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