躍動するアジア陶磁 -町田市立博物館所蔵の名品から-


 躍動するアジア陶磁-町田市立博物館所蔵の名品から-を山口県立萩美術館・浦上記念館で開催します。

 1973年に開館した町田市立博物館(現在は休館中で2029年春に【仮称】町田市立国際工芸美術館として開館予定)は、日本屈指の東南アジア陶磁と、優れた中国陶磁コレクションを所蔵することで知られています。

 本展では、その中から厳選された中国と東南アジアの陶磁器、合わせて135件を紹介します。

 東南アジアでは、多くの王朝や民族が盛衰を繰り返し、多様な文化が形成されてきました。特に大陸部(現在のベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーなど)では、主に中国の影響を受けながら陶磁器が生産され、それぞれの民族性や文化を反映した独自の表現がみられます。

 本展では、こうした個性的な表現のもととなった技法や彩色表現に注目し、ダイナミックに展開したアジア陶磁の魅力に迫ります。

 詳細は美術館ホームページをご覧ください。

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灰釉兎形壺 クメール 12~13世紀 (左)
黒褐釉兎形壺 クメール 12~13世紀(右)
青花牡丹文盤(ベトナム 黎朝 15世紀)
青花象形水注(ベトナム 黎朝 15~16世紀)
青磁鳥形水注(タイ シーサッチャナーライ窯 スコータイ~アユタヤ朝 15世紀)
鉄絵犬形容器(ベトナム 陳~黎朝 14~15世紀)
青花霊獣文壺(ベトナム 黎朝 16世紀)

※全て町田市立博物館蔵

 

開催日 2025年7月12日(土)~9月23日(火・祝)
日時の詳細 休館日=7月14日(月)・22日(火)・28日(月)、8月12日(火)・18日(月)、25日(月)、9月8日(月)、16日(火)
※9月22日(月)は開館
開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)
会場 山口県立萩美術館・浦上記念館(山口県萩市平安古町586の1)
料金 一般 1200円(1000)円▽学生・70歳以上1000(800)円
▽18歳以下無料
※かっこ内は前売り、20人以上の団体料金
(開催中のコレクション展もご覧いただけます)
問い合わせ 山口県立萩美術館・浦上記念館 0838・24・2400
イベント ■記念講演会:「色と形でみる、アジア陶磁器の躍動する歴史!」
講師:新井崇之氏(町田市立博物館学芸員)
日時:7月12日(土)午後1時半~午後3時
会場:美術館講座室(聴講無料)
■ギャラリーツアー(担当学芸員による作品解説)
日時:会期中、毎週日曜日 午前11時~正午
会場:美術館2階展示室(申込不要・要観覧券)

申し込み方法:お電話(0838・24・2400)または美術館ウェブサイトで①~④をお知らせください。
①参加希望日 ②参加者全員の氏名 ③年齢 ④代表者の日中の連絡先

関連リンク 山口県立萩美術館・浦上記念館ウェブサイト
https://www.hum-web.jp/
主催 躍動するアジア陶磁展実行委員会
(山口県立萩美術館・浦上記念館、毎日新聞社、tysテレビ山口)
後援 山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会
協力 町田市立博物館
特別協力 エフエム山口
企画協力 AsHI

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