「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華」


 19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた芸術様式アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャ(1860~1939年)の作品<500点を集めた「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華」を7月15日から北九州市立美術館分館で開催します。

 ミュシャは1860年7月24日、モラヴィア地方のイヴァチツェ(現在のチェコ共和国)に生まれました。20代後半にパリへ。ミュシャを有名にしたのは、34歳の時に描いた舞台女優サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターでした。大評判を取り、一躍時代の寵児となります。

 その後はポスター、装飾パネルなどの制作依頼が殺到、画家、デザイナーとして輝かしい足跡を残します。植物文様で彩られた優雅で美しい女性像は「ミュシャ・スタイル」と称され、多くの人を魅了し続けました。

 チェコに生まれ、パリで名を成したミュシャは、アメリカでの活動を経て、50歳でチェコへ戻り、帰国後は祖国の平和を願う思い、スラヴ民族の誇りを作品に刻み込みます。

 本展ではミュシャ作品の世界的な収集家として知られる尾形寿行氏のコレクションからパリ時代の華やかな作品群をはじめ、チェコ帰国後に政府から依頼された貨幣や切手、民族衣装をまとった女性が描かれたポスターなどを展覧、ミュシャ芸術の全貌、その生涯に迫ります。

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「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」1896年
「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」1896年
「夢想 シャンプノア」1897年
「夢想 シャンプノア」1897年
「ヒヤシンス姫」 1911年
「ヒヤシンス姫」 1911年
「スラヴ叙事詩展」1928年
「スラヴ叙事詩展」1928年
「ジスモンダ」1895年
「ジスモンダ」1895年
「セルフポートレート」1929年
「セルフポートレート」1929年

 

会期 2023年7月15日(土)~8月27日(日)
会期中無休
開館時間 10:00~18:00 ※入館は17:30まで
会場 北九州市立美術館分館
〒803-0812 北九州市小倉北区室町1丁目1番1号 リバーウォーク北九州5F
TEL:093-562-3215
入場料 一 般1,300円(1,100円)
高大生 800円(600円)
小中生 600円(400円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお、障害者手帳を提示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は当日料金の2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
※前売り券は、公式オンラインチケット、ローソンチケット(ローソン、ミニストップ)、チケットぴあ(セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、イープラス(ファミリーマート)、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅、アクロス福岡チケットセンターなどで販売。

※ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラスについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。

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イベント ■後半生のすべてを捧げて描き上げた「スラヴ叙事詩」
全20点をスライドで紹介


■尾形寿行氏のギャラリートーク
作品解説はもちろん、コレクションのウラ話などを愉快に
7/15(土)、7/16(日)、7/29(土)、7/30(日)
①11:00 ②14:00
 講師:尾形寿行氏(OGATAコレクション所蔵者)
集合場所=5階ロビー
※参加費・事前申込みは不要です。
※展覧会観覧料が必要です。


■7月24日(日)はミュシャの誕生日
先着100人にポストカードをプレゼント


■全作品写真撮影OK
SNSなどでどんどん発信を
※動画は不可。フラッシュ、三脚、自撮り棒などのご使用もご遠慮ください。


■豊富なオリジナルグッズ
当時のポストカードなどOGATAコレクションの額装品も
※購入は現金に限ります。ご了承ください。
※高額商品はクレジットカードが使用できます。
主催 毎日新聞社、北九州市立美術館
特別協力 毎日新聞西部アシスト
後援 チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、株式会社スターフライヤー
協力 OZAWAコレクション、OGATAレクション
企画協力 株式会社文化企画
関連リンク 北九州市立美術館ウェブサイト
公式インスタグラム  
文化