黒田征太郎展 絵でできること


 イラストレーター、画家として国内外で活躍する黒田征太郎は、1939年、大阪に生まれました。戦後、船員として航行する合間に絵に興味を持ち、1969年に長友啓典とデザイン事務所K2を設立。1992年、ニューヨークにアトリエを構え、2009年に拠点を北九州市門司区に移すまで、世界中で様々な活動をしてきました。

 なかでも、渡米先で出会った野坂昭如の『戦争童話集』によって、1990年代以降から戦争のテーマと向き合うようになり、絵本をはじめ絵画の大作や壁画制作、1000回を超えるライブペインティングを通して、いのちの大切さを伝える表現活動をしています。

 本展は、これまでに20万点を超える制作を行ってきた黒田征太郎の86歳にして初となる大規模個展です。厳選した作品展示によって作風の変遷と功績を大回顧するほか、会期中に対談や上映会、子ども向けのワークショップなど多数のイベントを開催します。

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ⒸSeitaro Kuroda  
ⒸSeitaro Kuroda
戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」 ⒸSeitaro Kuroda
戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」 ⒸSeitaro Kuroda
ⒸSeitaro Kuroda
ⒸSeitaro Kuroda
開催日 2025年9月20日(土)~11月9日(日)
日時の詳細 月曜休館(ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分。入場は午後5時まで。
会場 北九州市立美術館(本館)
北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21―1
TEL.093-882-7777
観覧料 一 般 1,600円(1,300円)
高大生 1,100円(800円)
小中生 900円(600円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方とその同伴者1名(身体障害者手帳については等級が1~4級の場合に限る)は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
※前売り券は、オンラインチケット(北九州市立美術館HPより)、ローソンチケット(ローソン、ミニストップ)、チケットぴあ(セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、e+イープラス(ファミリーマート)、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅で販売。
※オンラインチケット、デジタルチケットは、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
公式オンラインチケット

※手数料0円・会員登録不要・スマホ表示/自宅印刷が選べます。

イベント ■黒田征太郎 ギャラリートーク
日時=9月20日(土)13:00~(30分程度)
会場=展覧会場内
※申し込み不要、本展観覧料が必要です。


■太鼓芸能集団「鼓童」中込健太×黒田征太郎

太鼓パフォーマンスとドローイング
日時=9月20日(土)14:00~(30分程度)
会場=エントランスホール
※入場無料、申し込み不要です。


■黒田征太郎サイン会①
日時=9月20日(土)14:45~
会場=エントランスホール
※当日ミュージアムショップで本展関連書籍をお買い上げの方(先着100人)が対象です。


■黒田征太郎によるワークショップ
「絵でできることはいっぱい」
日時=10月5日(日)14:00~(90分程度)
会場=エデュケーションルームB
定員=15人(対象:小学5、6年生)
※参加無料、事前申し込みが必要です。
詳細は美術館ウェブサイトで。


■沢木耕太郎×黒田征太郎
対話「ふたり 錨のない船を漕ぐ」
日時=11月1日(土)14:00~(90分程度)
会場=アネックス3Fレクチャールーム
定員=80人(先着順)
※聴講無料、事前申し込みが必要です。
詳細は美術館ウェブサイトで。


■黒田征太郎サイン会②
日時=11月1日(土)イベント終了後
会場=エントランスホール
※当日ミュージアムショップで本展関連書籍をお買い上げの方(先着100人)が対象です。


■映像作品の上映2本立て
「アトムの血」
BS朝日「SWITCH TV 黒田征太郎」
日時=10月・11月の毎週土日曜日
   10:00~/14:00~(各90分程度)
会場=エデュケーションルームA
※視聴無料、途中退席可能です。

※なお、都合によりイベントを変更することがあります。

主催 黒田征太郎展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社)
後援 九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社
監修 新井敏記(スイッチ・パブリッシング)
企画協力 クレヴィス
協賛 株式会社瞬報社
協力 東京工科大学デザイン学部・日本工学院デザインカレッジ
関連サイト 北九州市立美術館

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