第40回毎日農業記録賞《高校生部門》優秀賞


ふるさとのすばらしさを伝えたい

早川義希さん(17)=兵庫・篠山東雲2年

ふるさとのすばらしさを伝えたい 早川義希さん(17)=兵庫・篠山東雲2年

丹波篠山のこぶし大で丸い山の芋は、隠れた特産品だが、栽培面積が激減していた。生産者から「守っていかなあかん」と聞き、プランターによるグリーンカーテン化を思いついた。ツルをはわせるヒモや、摘心も工夫し成功。普及では昨年、小中学校の総合学習で10校に取り組んでもらい、7月にはカーテンが完成。最大1180グラムの芋も収穫し、カレーにして皆で食べた。今年は1500人、350プランターの活動になっている。

はやかわ・よしき

高校2年生から「ふるさと特産類型」を選択。今年の農業クラブ全国大会では仲間と、特産の黒枝豆の黒根腐れ病をテーマに優秀賞。

夢の牧場

石賀光さん(18)=鳥取・倉吉農業3年

夢の牧場 石賀光さん(18)=鳥取・倉吉農業3年

自分の家は琴浦町で3代続く酪農家。祖父、父、兄で100頭を超える大規模牧場を経営している。小学4年から手伝いを始め、自然に農業高校を選び、寮生活を始めた。酪農後継者になり、受け継いだものに創意工夫を取り入れ、恵まれた自然環境を利用した人の集まる牧場を作りたい。家畜伝染病予防法が大きな壁だが、夢を投げ出したくない。大学で観光牧場を調べ、乳量を豊かにする飼料も研究。将来は社会と緊密にかかわる牧場を必ず作ってみせます。

いしが・ひかる

3人兄弟の末っ子。寮生活では午前4時半に起床して乳牛の世話をしてきた。

園芸セラピー活動=高校生活

浅野仁実さん(17)=岡山・高松農業3年

園芸セラピー活動=高校生活 浅野仁実さん(17)=岡山・高松農業3年

園芸科学科に入学して、ストッキングに芝の種と土を入れて育てると芝の髪が生える「芝人形」に魅了され、園芸セラピー活動を始めた。花や野菜を育て、触れ、皆で幸せになろうというもの。中学生への活動で、内気だった自分は会話ができるようになり、高齢者との園芸交流では話が弾み、植物が希望や喜びを与えることを実感した。福島県の被災者支援など多くの交流活動で、自分も積極的になれた。将来は園芸福祉士として貢献したい。

あさの・ひとみ

両親や兄、妹らの6人家族。実家のブドウ園では、新品種のブドウを栽培する。

香川県のブランド肉を全国へ!

谷沢瑞希さん(18)=香川・農業経営3年

香川県のブランド肉を全国へ! 谷沢瑞希さん(18)=香川・農業経営3年

讃岐三畜の一つ讃岐コーチンの生産会社の社長と会い、味はいいが値段が高いため、もも肉の注文はあるが胸肉が余っていることを知る。胸肉の活用に取り組み、野菜やおからを加えたヘルシーなコロッケを試作。揚げ方などを工夫し、今後の課題も見つけた。香川で開発された希少糖を調味料として加え、もっと付加価値の付いた加工品を作りたいと考えている。讃岐コーチン普及大作戦をこれからも全力で展開していきます。

たにざわ・みずき

会社員の父、母、妹、弟ら7人家族。小説や詩を書くことなどが趣味で、小説は未完成を含め「20編ぐらい」。

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