第53回毎日農業記録賞《一般部門》 特別賞


ラジオで伝えるシズル感ある農業の魅力

増原安希子(41)=松山市、フリーランス

 ラジオ局で農業番組のパーソナリティーを担当。旬の食材の生産者のほ場に向かい、目の前で成長する作物を見ながら直接話を聞く。ラジオで作物の「シズル感」を伝えるのは難しいとされている。商品の魅力を伝え、購買につなげる演出のことだ。食材の魅力は生産者の魅力だと感じた。当初はマイクへの緊張感で、原稿通りに話さないといけないプレッシャーを無意識のうちに生産者に与えていた。取り組みを180度変え、思ったことを直接ぶつけた。臨場感のある生きた言葉へと変わり、スポンサーの方々の姿勢も変化。互いに尊敬、信頼し合うすてきな関係性が生まれた。どんな人がどんな環境で生産しているか分かると、どう販売していけばよいか、おのずと答えが出る。伝える側の姿勢も常に素直でありたい。

 

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